どうも、きむです。
私は現在、記事を書くことや投資をメインに仕事をしていますが、以前は工場で働いていた時期がありました。
その時、いろんな人と出会い、たくさんの変わった人を目の当たりにして来たわけですが、その中の1人に「濱さん」という色黒でメガネをかけている男性と仕事を共にする機会があったのです。
私は社員で濱さんは派遣社員ということもあり、濱さんは若い私に対しても敬語で話してくれ、明るくて陽気な人。
一緒に仕事をして楽しいと感じられる人だったので、濱さんとの仕事をしていると楽しかった。
濱さんが仕事ができるできないを問われると「・・・」という感じではありましたが、そこは濱さんのキャラでカバーできていた。
濱さんと私がペアを組み仕事する機会も増え、雑談をしながら作業をする。
ペアを組んでいないときでも濱さんは陰気な私の元へ来て話をしてくれる非常に気さくな人。
仕事にも慣れだした頃には、ちょっとした人気者になり、いじられキャラとして愛されるようにもなっていた。
そんな優しい濱さん。
あの思い出は今でも忘れられない。
そう、忘れられないんですよ・・・。
コアラのマーチを私に1つくれたことを。
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めっちゃ汚いやんけ!!!(笑
残業でコテコテに汚れた軍手でコアラのマーチを差し出してくれる濱さん。
軍手の指先は黒光りを放ち、糸が潰れツルピカになっていた。
優しいのはいいけど、軍手を取ってからコアラのマーチ渡して欲しかったな。
優しい濱さんはコアラのマーチをくれるだけではなく、私がコアラのマーチを食べるまで見届けてくれたんです。
濱さんの性格的に私を罰ゲームを与えるなんて考えられない。
純粋な気持ちで汚い軍手で私にコアラのマーチをくれたはず。
私は何も考えずに、そのコアラのマーチを口にした。
疲れ切っていたので、コアラのマーチの糖分が体に染み渡る。
ついでに、工場で使われている、変なオイルやホコリなども体に染み渡る(笑
その後、私は工場を辞め、去る。
濱さん。
コアラのマーチくれたこと忘れやんで。
いろんな意味で・・・。
コアラのマーチが原因ではないと思うけど、工場を去ってすぐに私は蓄膿症になった(笑
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