小学生の時、夏休みにはいつも、補修授業がありました。

 

 

 

夏休みの補習は、とっても楽しい時間でした。

 

 

 

 

子どもたちもそれをよく知っていたので、遅れてはいないけれど、宿題をやりに補習に来る子も多くいました。

 

 

 

 

時間が、ゆっくりと流れる、優しい時間だったことを覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ご存知ですか、「あなたの知らない世界」という心霊番組を。

 

 

 

 

 

キャーキャー言いながら友達と学校で見るのもまた、楽しい時間でした。

 

 

 

 

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実はわたしは決して、上手に絵を描く子ではありませんでした。

 

 

 

 

だから、子どもたちの中でも絵の上手な子の周りには人だかりができていましたが、わたしはそういう経験もありません。

 

 

 

 

 

ただ、本当に漫画を描くことが好きだった。

 

 

 

 

その、「好き」という気持ちを先生は汲み取ってくれたのだと思います。

 

 

 

 

 

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作文も、先生はとにかく自由に書かせてくれて、思ったこと、感じたことを本当に子どもの言葉で、

 

 

 

 

そのまま書いたものをとても評価してくれました。

 

 

 

 

だから、作文の授業はとても楽しかった。

 

 

 

 

「こうしなければならない」という縛りがない文章を書くのは、とても楽しいものです。

 

 

 

先生の言葉を知ったのは、卒業してからです。

 

 

 

いつも、口癖のように、「好きなこと、得意なことをもっともっとやれ、俺は君の才能を信じてるから」と言ってくれていました。

 

 

 

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当時、保母さんとは、保育士のことで、子どもたちの将来なりたいものランキングでいつも上位にあった職業でした。

 

 

 

 

 

小さな子どもが好きだったので、という単純な理由でしたが

 

 

 

現在、保育の仕事をできていることに不思議な感覚を覚えます。

 

 

 

子どもの頃になりたかったものって、意外と真実をついているのかも知れません。

 

 

 

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せんせいという存在は、子どもにとって特別で、影響力がとても大きいと思います。

 

 

 

 

 

心に響く「せんせい」との出会いは、たとえそれが幼稚園の時代に出会いでも

 

 

 

大人になっても記憶は鮮明だったりします。

 

 

 

 

さらに今では、自分の子を通じて、子ども思いの素敵な先生にたくさん出会えています。

 

 

 

 

毎年、どんな先生に出会うかで一年は大きく違うので、「せんせい」ってやっぱり大きな存在だなあと思います。