ツバル日記8(Tuvalu Diary8)
夕方涼しくなり4時半を過ぎると、多くの人々はスポーツを始めるために家から出てくる。
多くの男性はサッカー、女性はバレーボールといった感じ。
サッカーグラウンドと言っても、場所は空港の滑走路。
そんなとこでサッカーをした経験なんか・・・もちろん無かった。
滑走路の上ではあるが、ツバル人は裸足でサッカーをする。
靴を履いて準備運動、怪我だけには十分注意しながら、ツバル人の中に、唯一の海外組・日本人として参加。
何を言っているのかさっぱり分からないが、ボールをもらう時の言葉などは、適当に言えば大体通じる。
スポーツはそんなもんだ。
練習終了後、「来週の土曜日に大会があるから、フライトを伸ばせないか?」とのこと。
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悩むことなく、そこまでサッカーをしたいと言う訳ではないので、さすがに断った。
夕方はホテル前で、サッカーをしていたので、ちょっと話をかけてみると・・・「来週は試合だから、みんな気合いが入っている」とのこと。
「フィジーとどれくらい差がある?」と聞くと、「フィジーの方が強いね!」と。
前にNadiプロチームの練習に参加したが、レベルは低く、世界ランキングも100位前後であった。
見たところ・・・基本的な戦術はオフサイドラインの裏にボールを蹴り込むパターン、ロングキックの連発・・・フィジアンと同じであった。
その他話をしていると、今夜は、ダンスーパーティーがあるとのこと。
一緒に行く約束をした後、おなかが空いたので、仲良くなった彼(Leo)に中国レストランまでバイクで送ってもらい、とりあえず食事を取ることに。
偶然にも日本人に逢い、色々と話を聞いていると、彼は港を作るために1年間滞在している設計士だと言う。
その他いろいろな情報を聞きながら、他の中国人、台湾人と一緒に食事を済ます。
中国レストラン
中国料理フルコース!?
彼を待つこと、、、30分遅れての到着・・・ここでも島国タイム!
「フィジータイム」にも負けず劣らずの「ツバルタイム」!!!
と文句はもちろん言わずに、バイクに乗せてもらいもらい、バーへ。
バーの中、夜の街を見たが、今まで行った国の中で、一番危険な匂いがしない国だと判明。
犯罪もほんと極僅かに起きる酔っ払いのケンカくらいしか無いと言うほど、争いのしない平和な国である。
本当に人が良い、そのように思った初日であった。