一杯の秋残絵列車が短いトンネルを抜けると左手の山並みが拓けて赤や黄色の絵景色が込み合いまだ秋残絵が視界を一杯にする秋が名残りのまま、ある一杯の秋に冬を忘れて手袋を脱ぎながら下り立つホームに冬が居る枯れ葉を竹ぼうきで掃く女性の吐く息は白く長い冬の季節に少しだけ残る晩秋の絵景色に時を感じるAndroid携帯からの投稿