無から生まれて、触れて撫でて囁いてくっついて、存在になる。
この生きる空間に、当てがわれた命を自然にずっと自然な形に、存在したことが、無に帰る時、小さな箱の中に納まり、貴女は去ってしまった。
どれ程こぼれても、溢れてしまう、追憶の使者に、今はただ身を任せて、貴女から受け継いだこの命を、今日も明日も明後日も、、ずっとずっと繋げて、一生懸命生きて行くからね。
貴女は岸邊を渡り、振り向かないで、去ってしまった。
昨日の息吹は、残り香になりながらも、自然のあらゆる物たちは、何事もなく、今の景色を届けている。
私の景色には、もう貴女はいない。合掌。
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