ちょっとモヤモヤするできごとがあった

 

 

パンひとつめ:ホームベーカリーのこと

 

ボランティアしてるカフェで、パンを作ることになった時

ホームベーカリーを「貸し出した」

うちには2台あって、まだ子どもの食べる量もそんなに多くなかったから

 

「貸し出した」の

 

なのに、ホームベーカリーを買う雰囲気もなく、うちのホームベーカリーが備品のようになっている事実

 

 

貸すことがイヤなんじゃない

まだうちの子どもたちの食欲も、それほど増えてない

まだ貸しておける

でも・・・でもね・・・

私が貸してるって、覚えてる・・・・?

 

 

 

やしの木ふたつめ:タープのこと

 

ボランティアしてるカフェの店先で、月1回マルシェをすることになって

日除けのために、タープを「貸し出した」

うちで使う時がかぶってなかったから

 

「貸し出した」の

 

今年もまたマルシェ開催の時期が近づいてきて「タープ、持ってくるんでしょ?」って

私が貸すのが当たり前のように、私が言い出す前に言われた事実

 

貸すことがイヤなんじゃない

「うちで使う時に、貸せないことも出てくるかもしれない」と言ったら

「その時は炎天下で開催するしかないね」と

 

そんなこと言われたら、貸さない選択肢なくなるじゃない

みんなの健康を害してまで、意地悪して貸し出さないなんてできない

 

でも、勇気を持って「家族の同意が得られなくなって、貸し出せなくなる時が来ると思ってほしい」と伝えた

 

 

車みっつめ:荷物運びのこと

 

ボランティアしてる団体で、カフェを2店舗持っていて

今年の3月までは仕事の都合もあって、どっちのカフェにも週1回行っていたから、その時に必要な物品の運び役をしていた

 

でも、仕事切られたこともあって、4月以降は片方しか行かなくなって、運び役をやめた

途端、運び手がいなくなった

 

私が運ばなかったら、運び手がいなくなるのは分かっていたこと

私の仕事が3月でなくなることが分かった時から、4月以降は運ぶ人がいないよって言い続けてきた

なのに、いまだに私に頼ろうとする事実

他のメンバーは「忙しいから」と物品を運ぶ努力、物品を運べないならどうするかを考えようとしない事実

 

「2週に1回ぐらい、行ってもらえないだろうか?」

「近く通ること、近々ない?」

 

 

困ってるからこそ、聞いてきてるのもわかる

でも・・・でもね・・・・

私の労力、時間、ガソリン代、わかってる?

それを気持ちよく、捧げたい気持ちにならないような状況を作ってきたの知ってる?

 

 

 

わかってるよ、わかってるんだ

誰も悪くない

私も意地悪したいわけじゃない

 

でも、ここで抵抗しないで運んだら、また私が運ぶのが「当たり前」にならない?

ホームベーカリーやタープのようにならない?

私の好意は、踏み躙られない?

 

 

 

 

 

 

優しくない、私

でも喜んで貸し出せない、差し出せない

そんな自分がイヤだったり・・・

でも、やっぱり貸せない、と思う

 

 

そんな悩みを教会の姉妹に打ち明けたら

「モヤモヤしてていいんだよ」と言ってくれた

 

 

そうだね

モヤモヤしながら祈ろう、と思えた

 

きっとこのモヤモヤも、必要なモヤモヤなんだろうな、と思えた

モヤモヤしてていいなんて、なんて心強い言葉だろう

 

もうちょっとモヤモヤしたままでいよう

悩みなが祈ろう