エリンギです。
ぼく、和名が「エリンギ」ってカタカナなんです。和名っぽくないですよね。
エリンギウム・カンペストレが枯死した根部を培地として自生することから命名されたみたいで、でも、ひと昔前は「白あわび茸」なんて呼ばれ方も一部ではされていたのですが、全然普及しなくて。
アワビに食感が似てるということで、かなりいい名前だと思うんですよね、白あわび茸。
なんというか、ブランドイメージ的にもかなりいいじゃないですか。
今日のレシピだって、「エリンギ青椒肉絲」だと「ふーん」って感じだけど、「白あわび茸の青椒肉絲」だと、高級中華料理屋さんのコースで出てきそうじゃないですか?
「エリンギ」ではなく「白あわび茸」だったら、スーパーで1パック98円とかじゃなくて、298円くらいになりそうじゃないですか?
いまからでも遅くないです。
ぼくのことは、今度から白あわび茸と呼んでください。長くて呼びづらかったら、縮めてアワビでも大丈夫ですから。
よろしくお願いしますよ!
白あわび茸の青椒肉絲
エリンギが余っていたので青椒肉絲に混ぜちゃえ、という感じで作ったやつです。
エリンギ(と、その近種)が「白あわび茸」なる呼ばれ方をしていると聞き、ああたしかになるほどなと思い、それ以来、エリンギを食べる時はアワビを食べている気持ちでいただいております。
そりゃバター醤油焼きに合うよなと。
そんなわけで、木村家ではエリンギだらけの夕飯はアワビ祭りと呼んでおります。