きのう実習1の授業を受けに、大学へ行ってきました。猛暑です。

 

といっても大学での講義は午前中のみ。

その内容は、午後に行われる博物館見学にかかわる諸注意と、その後に提出するレポート記載方法の説明、が主。

 

スクーリングのない日曜は、駅からのちょうどいい大学行きバスがなく、かといって、歩いていくには暑すぎて、仕方なく路線バスに合わせて時間調整、朝9時には高の原駅に到着するようにしました。

受講者は80人くらい。教室は朝いちからほぼいっぱいです。なので、そんなに早く行ったのに、けっきょく一番後ろの席に座って受講(苦笑)。

 

名札持ってくるようにとの指示は出てなかったと思うのですが、名札要着用でした。

また、現地でメモをたくさん取るのでノート類とバインダー的なのがあるといいです。筆記具は当然鉛筆。それらを入れ運ぶためのトートバッグも持参したほうがいいです。

 

午後は、最初に松柏美術館を自由に見学します。

上村松篁の「青柿」という作品、これ個人的にかなりはまったのですが(絵ハガキ買ったのですけれど、やっぱり本物とはえらく違う)、今回は個々の作品についてじっくり鑑賞してる場合ではありません(苦笑)。

レポートに書く材料を考えなくてはならないから、焦りっぱなしです。ここでは写真厳禁。仕方なくひたすら記憶&下手なりに図を書いていきます。

 

そして余裕のないまま次の県立民俗博物館へ。

なんとここでは冷房が故障していて激暑。

こちらでは学芸員さんによる簡単な解説がありまして、冷房の故障についても事情説明がありあました。予算きびしき折、修繕費がないようです(予算がついたと新聞報道されてますが、どうも現場の受け止め方は違うみたい)。そしてこの故障は全館的なもので、せっかく収集した資料の保存が大ピンチになっているとのこと。

どうやらそれらの処分をも検討されているようで、学芸員さんの忸怩たる思いが伝わってきました。せっかくこれまで集めてきたのに。

このため7月15日をもって当分の間閉館。数年後の再開を目指すそうです。

(なので当然このさき実習場所も変わるはずです)

博物館が置かれているたいへんきびしい現状を学ぶよい機会にはなりました。

 

わたしの個人的問題は、そんな話に気を取られてしまい、肝心のレポートネタがまとまらないうちにタイムアップ。ここは写真撮り放題なので、それだけは助かった。これからつくるレポートにはそれが頼りです。

 

この2館についてレポートを書き、締切まではあと2週間。暑いし頑張りたくないんですが(笑)、やるしかないです。

 

おまけです。

今回は奈良土産を二品買いました。

ひとつは「柿バター」、これは人から教えてもらいました。

もう一つは「柿寿賀」、猿沢池のそばにお店があります。ホテル尾花の近く。

どちらも未開封でして、これから食べるのが楽しみです。