結局、寝てばかりいました。


食っちゃ寝の生活だったので太ると思っていたのですが、体重的にはほぼ増減なし。



食事は栄養バランスよく、高カロリーでした。



どうやら骨をくっつけるのに、栄養ほとんどつかってしまったみたいです。


眠くて眠くて眠くて、ほとんど本を読むか寝てるかの生活でした。



看護士さんには、なにかと怒られました。


だって、洗顔すると怒られるんだよ。

歯をみがいていても、みつかると怒られるんだよ。


うつむいちゃダメ。

だから洗面所に向かっても、水が使えない……



でも気持ち悪いので、せめて朝晩は洗面所にこっそり向かっておりました。




食事は、残しちゃダメ。


これがけっこうつらかったです。


昼から、カツ丼。

夜は肉。

あさからしっかり、トーストサラダ。

デザートも残せません。



量もつらかったですが、心情的にもつらかった。


なにせ、おばあちゃん病棟に放り込まれているのです。


周りの患者はほとんどが食事制限されている。


そんな中で、ひとり、カツ丼をほおばることを強要されている。



とにかく早く退院するために、がんばって食べてました。




最後のひとつ。

これが一番、よく怒られた。


それは、夜寝るとき、首を横にむけないこと。


そんなん、自分ではどうしようもないじゃないですか!



固定具”フィラデルフィア”をつけて寝ると、胸が圧迫されて胸椎以外の骨がきしむのです。


できるだけ、眠るときには外していたい。


看護士さんたちと話した結果、枕に砂袋を置くことにしました。



持ってきてくれた砂袋には、「5kg」の文字。



なんですか、合計10kgに囲まれた眠りですか。



寝相を正すために、枕元に刃を二本たてて眠った戦国武将ですか私はーー!