今の自分の状況が、人からどう見えるのか。
そこのところをよく考えもせず、正直に事故のことをぺらぺらとしゃべってしまった私。
たいていの方はもらい事故の話に、
「大変やったねー」
と同情してくれましたが
ひとりだけ、切ない方がいらっしゃいました。
「婚約者とデート中に、人の車にぶつけちゃったんだって。そんで骨折。でも保険で入院してるんだって」
うわぁ、人ぎき悪いー(>_<)
でも真実なのです。
そういわれることも覚悟しておかねばならなかったのです。
まったく甘ちゃんな私……。
しかし悪意たっぷりの話し方に、へこむ前に怒りを覚えました。
わざわざ私が通りかかったときに、部屋中に聞こえるようなタイミングで話すか、そんなこと。
(なんで、そんな言われ方しなきゃいけないの。
被害者の方からどうののしられても、受け止めるけど……
実際の事故の様子も知らないで、勝手なこと言わないでよ!)
病室でケンカするのも大人気ない。
素直にしゃべった私がうかつ。
ぐっとこらえて、なにも言い返しませんでした。
でも心の閻魔帳にはしっかり記載。
そしてしっかりブログにも書く私。
いいんだ、根性悪くても。
ちなみに、この悪意の聞き手であっただんなさまである男性は
「そんな言い方あるかい」
といさめてくれていました。
ありがとうだんなさま。
あなたの一言がなければ、キレてましたよ私。(←やっぱりおとなげない)
私は二週間しか入院しませんでしたが、ずっと入院しているのというのは、相当なストレスになるのだ、と知りました。
向かいのおばあさんがモラルある姿勢をつらぬいていたことは、ほんとうに僥倖です。
ストレスがたまると澱のようなものが病室に充満する。
この澱に当てられると、だんだんと自分も染まってきそうで……
とにかく早く退院せねばと思いました。
長く入院していた母の言葉が、ようやっとわかるような気がしました。
「病院にいると、病気になりそう」
ウィルスや衛生面の問題ではなく、心が負けそうになる。
体が病魔にむしばまれると、心までもむしばまれやすくなる。
健康を大事にしよう。
入院を振り返って、そう強く思います。
つい、普段は忘れがちになるんですけどね……反省、反省。
