ちょこちょこ病院に通ってしっぷをもらいながら、痛みをこらえて仕事。
四日ほど、月曜から木曜まではなんとかだましながら働いていたのですが、
金曜朝にだましがきかなくなりました。
ぜんぜん痛みがひかないのです。
むちうち、と言っても、筋肉痛とかわらない。
数日たてば症状はやわらいでくるはずなのに。
むしろ、痛みが増しているような気がするのは何故?
金曜の午前中、お休みをもらって、家の近所の病院で診てもらいました。
救急指定のあるその病院は、先日腰の筋を痛めたときにお世話になっていたためカルテがあったのです。
受付から整形外科にまわされて、お医者様に事情を話しました。
「うーん、指のしびれや頭痛はないんですよね?
だいじょうぶだとは思いますが……
念のため、レントゲン、とってみましょうか」
お願いします。
レントゲン室で胸部をぱしゃりととってもらい、現像されてきたフィルムを持って再び整形外科へ。
いつもどおり、混みあっている待合室で本を読みながらぼーっと待っていると、お医者様に呼ばれました。
若い青年医は、なんだか微妙な顔つきです。
トレース台(? なんていうのかしら、これ)に照らされたレントゲンをみて、笑いをふくんだ、わずかにあきれた声で告げられました。
医「折れてますね、コレ」
コレ。
お医者様がさししめした骨には、小さなヒビが三箇所。
ええと。コレ、なんの骨なんですか。
私には背骨にしか見えないんですが。
医「これは、肋骨、つまりあばら骨の一番上の二本を支えている胸椎という骨です」
第一胸椎、骨折。
やっぱり背骨じゃないですか!
背骨折れてるって、ちょっと、なんですかそれ……!?
重体っぽい怪我じゃないんですか!?
