【韓国料理をもっと身近に】

オナム先生ことRYU SOO YOUNGの「平生レシピブック」を読んで

こんにちは。今日は、私が最近とても感動した韓国料理のレシピ本を紹介したいと思います。
その名も【RYU SOO YOUNG著】「一生使える韓国おうちごはんレシピ集|オナム先生の平生レシピブック」。

韓国ではテレビ出演を通じて「オナム先生」の愛称で親しまれる俳優リュ・スヨンさんが、自身が長年研究・実践してきたレシピをたっぷり79品も収録した一冊です。

私がこの本を手に取った理由はとてもシンプルで、「健康的で、毎日でも飽きない韓国家庭料理を日本のキッチンでも作りたい」と思ったから。
そして実際に読んでみたら、その期待をはるかに超える内容で、何より「日本でもすぐ作れる!」という驚きがありました。

 

 

 
 

 

📌 韓国料理=健康ごはんの魅力

韓国料理と言えば、野菜たっぷり、発酵食品のキムチやコチュジャンなどを使った体に優しいごはんというイメージがありますよね。
「健康的で、でもしっかり美味しい」
そんなバランス感覚が魅力だと思います。

この「平生レシピブック」は、まさにその魅力を存分に楽しめる一冊。
しかもオナム先生ことリュ・スヨンさんは、いわゆるプロのシェフではなく、俳優という多忙な仕事の合間に自分で研究してきた「本当に家庭のための料理」をまとめてくれています。

だからこそ、レシピがどれも現実的で、日本の家庭でもすぐ実践できるんです。
例えば計量はスプーン、ティースプーン、コップ、ソジュグラス。
いちいち計量スプーンや特別な道具を使わず、家にあるものでOK。
このシンプルさが最高です。


📌 日本のキッチンでも作れる韓国ごはん

「韓国料理って、材料も調味料も特別なんじゃない?」
そう思う方も多いですよね。

でもこの本では、キムチやコチュジャン、コショウ、醤油、砂糖といった基本的な材料だけで作れるレシピがたくさんあります。
しかも、オーブンもエアフライヤーも不要。
フライパン、鍋、包丁だけあれば作れる。

だから一人暮らしの狭いキッチンでもOKだし、忙しい共働き夫婦、子育て中の家庭でも大活躍。
「時間がないけど、ちゃんとごはんを作りたい」
「家族に温かい料理を食べさせたい」
そんな気持ちに寄り添ってくれるレシピ本だなと思いました。


📌 レシピの内容も超充実

本の中身は5つのパートに分かれています。

✔️ PART 1 平生特食
平生ジェユクボックム、ガルビチム、バサクプルコギなど、韓国家庭料理の王道をしっかり学べる。
特別な日に作りたくなるごちそうレシピも豊富。

✔️ PART 2 平生ごはん
平生キムチポックンパプ、エッグアワビ粥、マヌルカレーなど、毎日の主食にぴったりの一品。
キムチさえあれば超簡単なのに本格派の味になるのが最高。

✔️ PART 3 平生麺
ワンパンで作るパスタ、韓国風ビビン麺、素麺など、日本の食卓でも違和感なく取り入れられるものばかり。

✔️ PART 4 平生スープ・チゲ
ホンハプタン、カムジャタン、ロゼブデチゲなど、韓国の食卓に欠かせないスープとチゲが満載。
おかずが少なくてもこれ一品で満足感◎

✔️ PART 5 平生おやつ
トッポッキ、フレンチトースト、チーズフォンデュ、マンドゥチュロスなど。
おやつやおつまみにもぴったり。


📌 オナム先生の哲学

本を読んで一番感じたのは、オナム先生の「料理は難しくない」という信念。
「愛する人に作ってあげたら必ず美味しいと言ってあげて」
「褒め言葉はクジラも料理させる」

そんなメッセージが随所に散りばめられています。
材料も、手間も、計量も、できるだけ簡単に。
でも味はちゃんと美味しい。
これが本当に家庭料理の理想だなと感じました。


📌 健康的で経済的、でも心が豊かになる

韓国料理というと辛いイメージが強いけれど、実際には野菜や発酵食品を活かした身体にやさしいレシピが多い。
しかもこの本では、特別な高級食材を使うわけではなく、スーパーで手に入るものでOK。
お金をかけずに美味しく、健康的に、そして家族や友人と分かち合える。

それこそがオナム先生のレシピが「平生レシピ(=一生ものレシピ)」と呼ばれる理由だと思います。
一度だけのごちそうじゃなく、日常に溶け込む料理。
死ぬまで何度でも作って食べられるごはん。
そんな一冊です。


📌 まとめ

この「平生レシピブック」は、
✅ 韓国料理をおうちで簡単に作りたい
✅ 家族の健康を考えたごはんを作りたい
✅ 忙しくてもちゃんと手作りしたい
✅ 日本のキッチンでも気軽に韓国ごはんを楽しみたい

そんな人にぴったりです。

私もこの本をきっかけに、キムチチゲもキムパプもパスタも、全部オナム先生流で作ってみようと思っています。
韓国料理をもっと身近に、もっと健康的に。
日本でも楽しめる韓国家庭ごはん、ぜひ一緒に始めてみませんか?