仕事帰りに「UKIYO HOTEL」を観てきた | 日々つれづれ

仕事帰りに「UKIYO HOTEL」を観てきた

本日は通常業務。 
仕事を少し早上がりして川崎ラゾーナプラザソルへ。 
UKIYO HOTEL PROJECTトライアウト公演「UKIYO HOTEL]を観てきました。 

かつて、横浜の本牧に存在した、ダンスホールと娼館が一体化した大人の娯楽施設「キヨ・ホテル」とそこに実在した100カ国を相手にした最強の娼婦「メリケンお浜」をモデルにして、朗読公演や地劇ミュージカルなどの様々な公演を行ってきています。今回はトライアウトということで、今までとまた違った物語になりそうということで、観に行ってきました。 

私がこのプロジェクトで見たのが地劇ミュージカル(地元に密着した神奈川県の公募プロジェクト)からで、そのときには高校生たちがウキヨホテルとメリケンお浜のことを知り、文化祭で公演をしようとするが、娼婦のことを上演するなんてとPTAや教師の反対にあうという物語でしたね。 
今回は果たして・・・ 

会場はこんな感じ。 

  

バンドの楽器も見えますね。ドラムにはUKIYO HOTELの字も。

 
さて、そこにやってきたのは一人の車夫。 


田中敦之さんが演じる車夫、助平(すけべい)がどうやら客席の170名を「あの頃」へと案内してくれるそうです。 
とそこへやってきた警官と一触即発に! 

警官はエロは禁止だ!と譲らない感じ。 
何とかなだめすかして。いよいよ公演へ・・・と思ったら遅れて入ってきた老婆が・・・
車夫が言うにはこの老婆のために、いつまでも同じ時間をぐるぐるを回っているとか? 
そして、時代はさかのぼり、物語はスタートします・・・ 

メリケンお浜ことハマコとUKIYO HOTELのオーナーであるクラタとの出会いから、いかにして世界最強の娼婦へと成り上がっていったのか、そんな物語が展開されます。 
過去公演ではクラタ(倉田治三郎)は豪傑という感じで表現されていましたが、今作ではイメージがガラッと変わって、野心にあふれ、その野心のためなら何でも利用するという感じに変わっててました。まさにトライアウト公演ならではという感じでしょう。観客参加もあったりで楽しかったし、エロ描写はそれほどきつい感じではなかったのが一安心でした。 
今回の舞台はお浜やそのメイド、クラタといった人物の目線で見ると、いろいろと解釈が広がりますね。今後もさらにプロジェクトは進行していくそうなので、今後を楽しみにしたいと思います。 

終演後は応援席の特典で出演者とチェキをとれるというので、車夫役の田中敦之さんと撮ってもらいました。 


何か公演中に足を痛めたようで、ほんと大変だったのでは。本番中は痛みを堪えていたようです。あまり大きな怪我でなければいいのですが・・・ 

終演後は近くにあったスシローで10枚食べて、帰途についたのでした。