kimonothings 季節の着物

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10Dec
- 12月4日　結城紬と型染め帯　丸紅ギャラリー
  私の着物のお洒落ミューズのお一人に譲り受けた結城紬。彼女がむら田さんで初めて自分で購入した結城だそう。（それまで親御さんが買ってくださった結城は何か違うと思われていたと）いただいた時から私の頭にあった取り合わせ。深い赤地の縮緬地に鳳凰の型染め。作家ものらしいがとても短くそれゆえお手頃価格だった。向かったのは丸紅ギャラリー「着こなしの変遷」展。このギャラリーは着物を着ていくと無料！ということもあり着物のご婦人方がたくさん集っておられた。実際の布に触れる展示も！明治の着物の着こなしが朝ドラ「ばけばけ」で論争が起きていたけど今よりぐっと襟を見せていた件など面白い🩷
30Nov
- 11月30日　壺飾りお稽古　竺仙角通の江戸小紋と跳ねうさぎ帯
  しゅるりとして気持ちの良い竺仙さんの角通の江戸小紋帯は服部織物の跳ねうさぎ紋袋帯今日は壺飾りのお稽古をした壺飾りにちなんで「一壺天」という叶匠壽庵さんのお菓子を手土産に。
25Nov
- 11月24日　秦流舎紬と藤井礼子さんのジャワ更紗帯
  秋なのに…今月着物着てないな…と何もマストな用事のない休日に選んだのは秦流舎のインパクトのある紬合わせたのは藤井礼子さんのジャワ更紗。この紬は着てみたいと思っていたものの帯合わせに迷いまくり出番がなかった。作家さんの包容力に頼って個性✖️個性な冒険的取り合わせに。
02Nov
- 10月26日　襲名会追善会　歌舞伎座
  踊りの流派の襲名会に。（前家元の追善も兼ねている）会場は着慣れた方の着物姿でとても華やいでいました！付け下げ地紋の無地に瑞雲の帯か七宝の帯か。迷って七宝の方にしたけどもっと華やかでも良かったな〜。
29Sep
- 9月28日　花織の着物にうさぎ秋草
  9月最後のお稽古。グレーの花織の着物にうさぎ秋草の帯。またこの帯の季節が来たね。毎年この時期に締めるのは季節の柄ボリュームや生地感が単衣にちょうど良い織名古屋で合わせやすいと色々賢いから。竹台子、天然忌のお稽古でした。
27Sep
- 9月24日　更紗展に　更紗大島にバティック帯
  秋分の日を過ぎて幾分涼やかな日。更紗模様の染め大島の単衣に幾何学模様のバティック半幅帯を合わせて柄on柄な着物コーデ。更紗（着物）とアールデコ（帯の幾何学とブローチ）がテーマ。鳥のブローチは20代に買ったアンティークで私の中ではアールデコに分類。この秋はアールデコ関連の美術展も多いよう。https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202509_india.htmlカルン・タカール・コレクションインド更紗世界をめぐる物語東京ステーションギャラリーでは2025年9月13日（土）～11月9日（日）の間、展覧会「カルン・タカール・コレクションインド更紗世界をめぐる物語」を開催いたします。www.ejrcf.or.jp更紗展はとても良かった。更紗って何でこんなに魅惑的？インド更紗から西洋や東洋に渡って変化した更紗。個人のコレクションという事だからお部屋に飾られた写真もあって〜実に羨ましい空間。
08Sep
- 9月7日　お稽古　色紙箪笥　夏大島に瓢箪綴れ
  9月に入ったけれど暑さは続く。重陽前のこの時期、夏物を着るのに異存のある方はいないでしょう。。というわけで夏大島に瓢箪の綴れ帯。帯揚げ、帯締めに少しだけ秋色&素材（絽縮緬）をプラス。お稽古は色紙箪笥。初めてお点前をしたけどコンパクトな箱（箪笥）に一式揃っていてあとはお湯があれば簡易点前ができる。これ欲しいわ〜。
29Aug
- 8月27日　江戸⭐︎大奥展　鈴虫のいる紗付け下げ
  8月の終わりに、なんだか優しい色が着たくなりました。まだまだ暑いけど、夏の翳りが感じられる時期。ラベンダー紫の暈しの紗の付け下げ。上前に鈴虫がこっそりいるのです。帯留は撫子に水車のアンティーク。「大奥」にあがるのでちょっと豪華しようかと西陣の袋帯を。着物特典の檜扇みたいなうちわもいただきました。お金に糸目をつけない技を競うような豪華な衣装も凄かったけど（これは歌舞伎衣装）私的に一番しぶかっこいいのはコレ。ドラマ大奥で富永愛さんが演じた「吉宗」の衣装。史実どおり、本当に木綿？みたいな紬？なんですよ。これをあの長身で着たらかっこいいわー。嫁入り道具や籠、火事場の専用衣装！もあり見応えありましたよ！
19Aug
- 8月9日　藍と紅のものがたり@大倉集古館　越後上布に麻格子帯
  藍と紅のものがたり@大倉集古館「日本の藍染の美しさは白い部分からのグラデーションに尽きる」「手績み、手紡ぎの古布は尊い」藍染美術家さんの講演、極めた人の言葉に引き込まれました。着物は越後上布、藍染の麻帯。着物での来場は300円引きでした。
07Aug
- 8月7日　竺仙の絹紅梅に夏の八寸
  観測史上最高気温を更新する暑い暑い毎日。波に千鳥の型染めが藍で染められた竺仙の絹紅梅。涼やかな透け感のある生地が好き❤️こう暑いと帯芯なしの帯から選ぶことになる。帯は赤系の地に幾何学模様の八寸帯。黒っぽい斜め線が立体的で結んだ時のポワンと感を締めるいい役割をしてくれているみたい。帯揚げは麻、帯留にガラス。足元は桜台の下駄で。外苑前に出たので青山紅谷さんの氷で涼み（さらし餡最高！）どら焼きと季節の和菓子を買って帰る。直径5センチほどの小さな口福🩷
31Jul
- 7月27日　お稽古　絽色無地に紗帯　雪輪の洒落紋
  夏に着物を着るようになればなるほど柔らかものから遠ざかっていた。が、たまにはと絽の無地に袖を通すことに。紗に流水の染め分け、菖蒲の織り出し柄。無地はあんまりかしこまりすぎないよう雪輪の洒落紋をいれてある。お稽古に行ってみると嬉しい偶然で、皆さま絽の色無地💜場がとても涼やかでした。
27Jul
- 7月24日　上布の勉強に　宮古麻の着物とくし織の夏帯　鼈甲製帆船
  今週は着物を着る機会が多い。夏物好きなので嬉しい。上布の勉強会に。宮古麻織物の着物にくし織の稲妻⚡︎帯。宮古麻織は上布ほど薄くないが透け感があり砧打ちをするらしく少し艶がある。この帯は毎年出番がある。好きだし、合わせやすいし、涼しい。帯留はアンティークの鼈甲帆船。一分紐しか入らない。上布の勉強をしたらますます欲しくなった〜。
23Jul
- 7月20日　祇園祭　小千谷縮にバティック半幅帯
  今年は後祭りに行っでまいりました。日程の都合で夜まで居られずでしたが鉾の建ち並ぶ路を歩き雰囲気満喫。着物は小千谷縮にバティック半幅。小千谷縮の十字は絣糸ではなく〜マンガン染めというのだそう。大正時代の旦那さん風コーデ？ちょっと昭和のチンピラ感ある？いやいや、令和の大人女子（自称）が着るんですよ。書生絣みたいで気に入っている。バティック半幅帯は唯屋さん作。布があまりにカッコいいので友人と一緒に半幅帯に仕立ててとお願いしたもの。
16Jul
- 7月6日　風炉のお稽古　夏大島と青楓　付け下げを帯に
  着物は深緑の夏大島。帯は古い絽の付け下げを帯に仕立て直しした名古屋帯。風炉のお稽古は久しぶり。お炭点前をさせていただいた。すっかり色々忘れていた。。（毎年）
- 6月22日　夏着物講座　絽縮緬に紗うさぎさん帯
  着物のお勉強講座に参加。テーマは夏の柔らかもの。汗を気にして麻ばかりになりがちなこれからの季節。改めて絽の着物の良さを再確認。着物は絽縮緬に紗のうさぎさん帯で。今回、恥ずかしながらやっと五本絽、三本絽の違いが分かった！よりしなやかな三本絽はもう希少だそう。家に帰って手持ちを確認したら三本絽は2枚あって江戸小紋の両面染と秋草の付け下げ。どちらもややおめかし寄りなのでdressyな三本絽なのか！腑に落ちました。
22May
- 5月21日　結城紬講座　縮単衣に博多帯
  暑いので先取り単衣で縮に博多帯。古い縮だけどとても好き。軽くてほどほどのシャリ感で今の季節にちょうどいい。本来なら夏帯を合わせたいところ、まだ5月なので博多帯を。博多の西村織物さんでひと目惚れで買ったアール・ヌーヴォー調の紋織。今日の結城紬の講座は凄かった。ついにルーペ買っちゃった。でもまだ見分けのスキルは安定しない。次回は大島紬。楽しみ！
18May
- 5月15日　吉田美保子さんの単衣紬　杜若　八橋模様の帯　着物個展
  今日は興味のある着物展示がみんな最終日😅なので動き回ります。初夏の陽気なので単衣を。杜若の八橋模様の帯。早く着ないと季節終わっちゃいそう。紬は吉田美保子さんのもの。道中、駅のホームでベビーカーのお母さんとすれ違いざまに少し斜めに避けたらなんとお太鼓の山の中に持ち手がロックオン😱かなり危なかったのですがお母さん平謝りも大丈夫です大丈夫ですよなんてやり取りしていたらすーっと年配の女性がさりげなく直してもいいですかっていい距離感でさりげなく直してくださって。杜若の帯をみて季節ですねなどと話しながら。最低限直すとすーっと去っていかれた。素敵な大人の女性だな🩷まずは代官山ヒルサイドテラスで開催中の結城紬の奥順さん「平織の見本帖」から。収集された古布を触れてルーペでみてというマニアックな展示。全部平織だからか、、、糸や密度の個性がクローズアップされて面白い。着尺でいいなぁと思ったのは縮たち。今日の梅雨みたいな天気だと余計に着やすそうだなと妄想してしまいます。次は上野の都美術館で開催の染芸展。東京友禅の活躍中の作家さん達のコンクール作品をなんと無料！で観られます。東京友禅は分担制ではなく、1人の作家さんが全てを手掛けるそう。綺麗だけじゃない、好き❤️や挑戦✨も感じられる作品たちは眼福モノ。最後に外苑前のイトノサキさんで開催中の吉田美保子さんの展示会に。実は今日の紬は吉田さんの作品なのです。吉田さんが独立された頃、私の着物先輩がオーダーして織られた平織の紬で、今は縁あって私の手元にあります。藤の花をイメージして織った「ウィスタリア」という名前がつけられています。アイボリーベースに紫や微かに黄緑や空色…美しい着物で幸福感に包まれます💜と慌ただしく回った1日でした。
02May
- 4月29日　七十二候　牡丹華　白大島と牡丹の帯
  4月の最後、春が行き初夏を迎える季節。七十二気候では牡丹華、ぼたんはなさくというのだそう。やっぱりこの季節には晴れやかな空に牡丹の花の帯で。古着物から作った帯でこの黒い牡丹、自然にはあり得ないが作った方のセンスを感じる。かなり前になるけど…七緒に掲載されていたこの帯がややさんに行った際にたまたままだ店頭にあり一目惚れで購入したもの。何度観ても好きなのです。
29Apr
- 4月27日　お稽古に藤の帯
  先週に続き、季節の花がどんどん開花。今週のお稽古には、お太鼓に満開の藤の帯。タレに青海波、この時期に着ること前提の柄。白っぽい着物にしようかと思ったけど縞に市松で染め分けた小紋にしました。もう炉も終わって来月は風炉。今の季節を現した花寿というお軸。
21Apr
- 4月20日　お稽古にハナミズキの加賀友禅　釣り釜旅だんす
  桜が散って、ハナミズキ、牡丹、藤まで！一斉に花が咲き始めました。焦ってハナミズキの着物を着ることに。付け下げですが本加賀友禅でちょっとオスマシな感じ。七宝の名古屋帯を合わせました。お稽古は釣り釜に旅だんす。ああ〜春が行くな〜と思うのです。釣り釜も風情があります。毎年巡ってくる季節を楽しみにできるのはお茶のお稽古の醍醐味ではないでしょうか。来週もお稽古があるので移ろう前に春紋様着ておかなくちゃ！

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