3月17日から3月23日まで
 
春のお彼岸骨董市が
大阪市四天王寺境内で開催されます。
 
 
出店用の商品を製作しております。
 
無地のきものですが、上前と衽に黄変色のシミがありました。
 
般若と蝶の柄を摺り込んで判らなくしております。
 
 
 
シミのある所に柄を置くのですが、蝶の柄の向きを調整します。
 
 
 
 
位置が決まれば、金泥を摺り込みます。
 
この後、般若の顔を仕上げていきます。
 
 
 
蛙の柄と金魚の柄も摺り込みました。
 
 
時間を作って、楽しい彩色にかかります。
 
お気付きになられたと思いますが、仕立て上がりのきものと帯に柄を染めています。
 
 
 
 
セロハン型の作り方とカッティング方法は同じです。
 
重なり合う部分は丁寧にカットしてください。
 
下が出来上がりです。
 
加工する箇所に糊付けするのは前回と同じです。
 
黒地ですので、樹脂胡粉を柄全体に吹き付けます。
 
染めないところにカッテイングした型をはめ込み、
葉先を染めたところです。
 
軸と中心は青色にしてみました。
 
乾くのを待って、染めたところを型で伏せます。
 
こちらは赤紫と 
 
緑に染めました。 
 
セロハン型を外すと出来上がりです。

 


 

まず、型の裏にスプレー糊を吹き付けます。
 
型を生地に丁寧に密着させます。
 
下仕事としてエアピースで、生地に胡粉の被膜を作ります。
 
生地が黒でない場合は必要ありません。
 
薄く樹脂胡粉がのっているのが分かると思います。
 
今回はエアブラシではなく筆で色を挿していきます。
 
葉先はオレンジ色にして、真ん中は青緑を入れてみました。
 
途中で型をめくったので、少し滲みましたが、ちょっとした味になってます。
 
これで、基本的な「型の作り方」と「型の使用方法」は終りです。
 
 
ネット上から、作りたい柄を探してください。
 
 
今回はもみじの柄を作ります。
 
 
正確にする必要はありません。
 
 
パソコンを使えない場合は、薄い紙をのせて縁取ってください。
 
下絵が出来たら、プリントまたはコピーしてください。
 
 
貼ってはがせるスプレー糊は必需品です。
 
 
下絵を手軽な大きさに切って、スプレー糊を吹き付け、
 
セロハン用紙に張り付けます。
 
 
少し乾かしてから、カッテイングに掛かります。
 
 
少々、はみ出しても構いません。
 
 
カットし終わったら、抜き取ります。
 
 
これで型は完成です。
 
 
どちらも、型として使うことができます。
 
使用方法は次回になります。
 
 
 

68歳になっても、だんじりの鳴り物の音が聞こえてくると、足が勝手に向いてしまいます。

 

今年、孫のために私が染めたハッピです。

だんじりの鉦、太鼓の音を聞いて、元気に育ってほしいと願います。

 

今回、買い取りのきものです。

 

左側のきものはリメイク用になります。

 

 

今回の分も含めて、お手入れをしなければならないきものが、溜まってきました。

 

 

ほとんどのきものが襟の汚れやちょっとしたシミです。

 

襟洗いの動画は下の画像をクリック。