こんにちは!
きものステーションスタッフのマキノです。

1日目に取り組んでいた、甥っ子の七五三の絹の紋付の上げ、
絹のきものを土足のスペースで縫うのは、やはり限界があるので、
自宅にて少しずつ取り組むことにしました。

腰上げ、袖の丈上げ、やってみると面白いです。
縫い上がると、とっても小さくなるのが、
また、かわいらしいのです。

きものと羽織にそれぞれ
腰上げ、肩上げ、袖上げを縫っていきます。

腰上げは、身長に合わせて、
肩上げは、手の長さ(裄)に合わせて、

袖上げも、身長に合わせて、
袖が地面につかないように上げます。


羽織の身頃の腰上げは、20cm分です。
ぐるっと一周、待ち針で止めて、縫う位置を決めます。


縫ってみてはじめてわかる構造。
羽織の襠(まち)部分はすんなり縫えました。
襟の部分は、着ると裏に返るので、
上げが裏返って見えることになります。


きものの両肩の上げ、右袖の上げまで縫ったところ。
袖は10cm丈を上げています。
左右の差が、こどもの成長分を見越したぬいこみです。
成長に合わせ、上げの量を調節していけば、
このぬいこみ分だけ長い期間着ることができるんですね!
きものの智恵です。


羽織の上げがすべて整いました。
こんなにちっちゃくなって!かわいらしい。
上げを全部取るくらい成長するのは何年後でしょうか?



きものと羽織ともに、上げが整いました。
きものは、上に袴をつけるということなので、
腰上げは、2段上げにはせず、
50cmを一気に縫いました。

甥っ子のお祝いの晴れの日が楽しみです♪

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ワークショップで参加者のみなさんが制作した
愛情たっぷりのこどもきもの、
「こどもきものてん」でご覧いただけます!

12月2日(金)〜4日(日)
左京区一乗寺の恵文社にて。
毎日イベントもあります!ぜひお越し下さい★