8月の【えこひいき染め織り講座】の追加募集のお知らせです!
※※京都開催は終了いたしましたが、東京開催で、キャンセルのため空席ができましたので、追加で募集させていただきます!
今回の内容は、満を持して『マニアック夏結城』!
初めて開催する内容になります!
開催は、
[東京]8/22㈭残1、8/31/㈯残1 11時〜13時
[京都]8/4㈰、8/5㈪ 10時〜12時(終了いたしました)
今回の内容は、マニアックと冠するだけあって、夏結城に関してのかなり濃い内容(笑)。
なので、対象は、当塾の見分け方講座結城紬編を受講済みの方とさせていただきます。
お申込はこちら
※【えこひいき染織講座】とは、ワタクシが偏愛している着物や帯について、毎月一つのテーマに絞り、それらの実物を見て触ってルーペで覗いていただいて、特徴をご紹介、という内容です。
夏結城とは、真冬以外に着るものとして制作されている結城紬のこと。
世の中に存在する夏結城と称されるものには大きく分けて3種類あります。
- 本場結城紬の糸を使用して、本麻入りで織られた憧れの野村半平の夏結城
- 結城地方で作られている絹100%の夏結城
- 越後地方で作られている絹100%の越後夏結城
そして、現在では作られていませんが、リサイクルものの中には、こんなものも↓
- 本麻入り夏結城だけど、野村半平製ではないもの
ワタクシ的には、この中でも、野村半平の夏結城は、別格。
本場結城紬に使用される手でつむいだ細い糸に甘撚りをかけ、麻糸を織り込みながら織られています。
最近では、無地や縞が多く、なかなか絣物が作られていないそうですが、今回は、この野村半平のレアな絣ものを2着お持ちしますよ!
そして、さらには、色でいうと淡色が多いのですが、そのうち1着はその中でも超レアな括りのタイプの濃地の絣ものです(どんだけレアが好きなのか笑)
他の夏結城とぜひ比べてみてほしいです!
例えば、私の夏結城のなかの二着↓
↓こちらは、野村半平の本麻入り夏結城
これらの違いが分かるようになりますよ!
講座では、それぞれの夏結城のいいところ、着心地、見た目の違い、ルーペで覗けば分かる違いについて、みっちりとご紹介させていただきます!
いつかは夏結城が欲しいと思っていらっしゃる方にも、どんなタイプが好みなのか、妄想を膨らませて、購入へのステップにしていただきたい。
ぜひお気に入りの夏結城を探して着用していただきたい、との思いの詰まった講座です。