●紫根染めの着物に惹かれる理由

 

 

いつかは紫根染めの着物がほしい、そんな声を聞くことがとても多いです。

 

 

そして、その「紫根染めの着物」とは、往々にして、岩手の草紫堂さんのものを指していることが多いです。

 

 

なぜ、草紫堂さんの紫根染めの着物にひかれるのか、理由を考えてみました。

 

 

私が考えるに、それは、やはり、その色合いと、もやもや感。

 

  • 紫という色は比較的難しい色なのですが、草紫堂さんの紫は色んな人に似合いやすい。
  • 自然の染料は染まりにくく、何回も重ねて染めなければならず、そうすると、染まる部分と染まらない部分の差ができて、もやもや感が出て、色味に奥行きが出る。

 

↓自然の色味と、もやもや感がわかるかしら↓

 

 

他産地でも紫根染めは作られていますが、化学染料の割合が多いところは、重ね染めの回数が少ないので、もやもや感があまり出ないように思います。

 

 

あと、着心地として、軽い紬地で、皺になりにくく、着心地がすこぶるいい!

生紬の染帯を合わせました。

ストレスなく着られて、着てテンションの上がる着物です。

 

 

草紫堂さんの着物や帯が見られるのは、岩手の本店か、東京日本橋室町の「つぼみ」さんか、百貨店催事。

 

 

百貨店催事は、西は、名古屋までしか来ないんですよね。

 

 

以前は、大阪の難波高島屋にも来られてたそうなのですが、最近来られていません。

 

 

でも、お客様からのリクエストが多ければ、呼んでくれることがあるそうですので、草紫堂さんの着物がほしい、みたい、という方は、お近くの百貨店さんに電話して、「岩手の草紫堂さんを、ぜひ、催事に呼んでください」とリクエストするのが効果的らしいですよ!

 

ぜひ、大阪以西の方は、百貨店にリクエストのお電話してみてくださいね〜

 

 

 

 

紫根染めといえば、来年、えこひいき染め織り講座で『紫根染、茜染の着物の会』しますよ!お楽しみに!

 

 

募集中の11月えこひいき染め織り講座は、「紬好きが集めた小紋・付下げと、柄オン柄コーデ法」です。東京開催分に、若干名空きがありますので、ぜひおいでくださいませ!

 

 

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