●めゆ工房の黄八丈と柚木沙弥郎名古屋帯
黄八丈は、黄色、樺色、黒色の3色を基調とした絹織物。
染料は、島内に自生している植物の草木染で、黄色は八丈刈安(コブナ草)、樺色はマダミ(タブの木)の樹皮、黒色は椎の木の樹皮と沼浸けで染めていきます。
黄八丈は、大きく分けると、黄八丈織物協同組合の管理のものと、めゆ工房山下家のもの。
そして、黄八丈は、染色業と織業の分業制。山下家も、もともと染色業のみだったのですが、山下芙美子さんが織りを始められ、今では、染料や媒染の材料を育てるところから、染め織りに至るまで、全てを一貫して作られている、唯一の織元です。
こちらのサイトに詳しく書いてありました→黄八丈めゆ工房
私が着ているのは、めゆ工房山下芙美子作↓
黄色、樺色、黒色の3色で織られていて、しかも洗練されている柄のものが欲しくて、探しました。
細かい市松綾織の縞模様。綾織なので、見る角度により、見える色が違っていて、テンション上がる織物です↓
↑帯は、柚木沙弥郎の型絵染の名古屋帯。
↓帯締めは道明さんの「三井寺」
↑色合い的に、秋の装い。
来年には、えこひいき染め織り講座で黄八丈の会しますよ!お楽しみに!