●本場夏結城とは?夏結城と小島秀子帯の着物コーディネート
本場夏結城とは、いわば、最も希少な本場結城紬と言えるでしょう。
緯糸に2割ほど苧麻糸を織り込みますので、本場結城紬の条件を外れ、本場結城紬の証紙は付きませんが、その他の技術は全て、本場結城紬、いえそれ以上の技術を込めて作られています。
年間の生産は数反、という、かなりレアなものです。
軽くてサラッとして、本当に着心地が良くて、9月や10月に着たくなる着物です。
他産地でも夏結城の名前で織られているものがございますが、名前は同じでも、全く違う代物です。
あ〜本場夏結城が好きすぎて、力が入ってしまいました(笑)
沢山の人に、本場夏結城の良さを知ってほしい〜と思う、佐藤なのでした(笑)
では、着姿を↓
白地に笹の柄。帯は小島秀子さんの七宝柄。
↓帯締めは道明さんの「戸張」
↑着物も帯も織りのものなので、帯揚げでは、飛び絞りの染め柄を足しました。
織りのものと染めのものを足すと、着姿に深みが出るのでおすすめです。
自分の着物コーデには、何を軸に、何を足したらいいのか知りたい方は、どうぞ、パーソナル診断を受けに来てくださいね。もちろんですが、顔タイプの簡易診断とは、アドバイス内容の深みと広さが違います。
関連記事→個人レッスン予約可能日