●似合うものだけが正解ではない。それが着物。

 

 

先日、パーソナル診断を受けに来ていただいたAさま。

 

Aさまは、嫁入り時にお祖母様から用意してもらった色無地についてお悩みをお持ちでした。

 

 

たしかに、Aさまのおっしゃるとおり、A様にベストなお色の色無地ではありませんでした。

 

 

でも、着物って、洋服みたいに「着るだけ」の物ではなく、「思い」が込められたものでもあるんです。

 

 

例えば、Aさまの色無地のように、お祖母様が、お孫ちゃん(Aさまのこと)が「必要な時にすぐに着られるように、苦労しないために、恥ずかしい思いをしないため」という思いで作ってくれていたように、誰かが誰かのために作ってくれている着物には、思いがこもっている。

 

 

なので、その「思いを尊重」するためだったら、似合ってなくてもいいと、ワタクシは思っているんです。

 

 

ワタクシは似合うものをお知らせするお仕事ですが、決して、その「思い」を否定したくないし、必ず尊重したいと思いながらアドバイスさせていただいています。

 

 

では、Aさまから頂いたご感想を、了承をいただき掲載させていただきます↓

 私が着付けを習い始めたきっかけは、2人の子供の入卒式に着物で出席したいという思いからでした。やっと着付け道具の名前を覚えた頃、チアキ先生のブログを目にしました。
 

 「習い始めて5ヶ月やし…」何度もパーソナル診断の申し込み欄を開いては「やっぱりまだ早い やめとこう」とスマホを閉じていました。
 

 練習の為購入した着物も、着るたびに「う〜ん、なんかちがう」と、はっきりしない原因に悩まされました。その違和感がピークに達し、やっとパーソナル診断に申し込むことができました。


 そしてもうひとつ、先生に相談したいことがありました。それは、結婚前に祖母が用意してくれた色無地です。喪服用に誂えてくれたようなのですが、地味で卒業式に着るには…と新しい着物の購入を考えていました。まだまだ子育て中の私にとって、着物の購入にはお金と勇気がいります。「失敗したくない」そんな思いでした。


 先生はいろいろな生地を肩に乗せ、なぜ似合わないのか、どうすれば似合うようになるのか、顔の特徴とともに解りやすく説明して下さいます。最後の生地を乗せる頃には、自分でも選べるようになりました。


 そして、色無地について相談しました。もちろん、購入するにあたっての似合う色、柄、帯や小物の合わせ方もアドバイスいただきました。


 その後、先生はこうおっしゃいました。「卒業式は、今までお世話になった方への感謝の気持ちを表す場でもあります。おばあさまが誂えてくれた着物を着ることは、おばあさまと一緒にお子さんの成長の喜びをお祝いし、見守ってくれてありがとう、と、おばあさまへの感謝の印にもなるんじゃないでしょうか。心のおとしどころを見つけることも大事だと思っています」
この言葉を聞いた時、思わず胸にこみ上げてくるものがありました。


 そして迷いは晴れ、祖母が用意してくれた色無地を着て卒業式に出席する日が楽しみになりました。


 先生は「好き」を大切にしてくださいとおっしゃいました。それは着物だけでなく生き方にも繋がるなぁと感じました。


 あの時、思い切ってスマホをポチッとしてよかったです。先生、本当にありがとうございました。


 診断に迷われている方へは、「とっても素敵な時間ですよ」とお伝えしたいです!

Aさま、迷いが晴れてよかったです!これからも、着物ライフを応援させていただきますね!

 

着物コーデの「何かが変」を、どう変えたらいいのか、何を足したらいいのか、理論的に知りたい方は、どうぞ、パーソナル診断を受けに来てくださいね。顔タイプを中心に、体格、性格、ライフスタイルも踏まえてアドバイスするので、納得感が違いますよ。初心者さまからベテラン様まで大歓迎!

 

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