小樽の歴史的建造物に指定されている建物は現在71あります。
この歴史的建造物とはなんでしょう?ウィキペディアによると
{建築の歴史上貴重であるものや地域の歴史的背景から重要であるものを考慮して選択し、保全すべきものをまず「小樽市登録歴史的建造物」として登録し、
その中から所有者の同意を得て指定したものである。}
ということです。
見た目からして貴重だな、と思いますよね。
まず、第1号は「 旧大家倉庫 」
石川県出身の海産商大家七平によって建てられ、
建物の妻壁に (やましち)の印があります。
外壁に札幌軟石を使用し、越屋根と入口部分の二重アーチが特徴です。
その雄大さと独特の姿は運河地区の石造倉庫を代表するもののひとつです。
平成4年におもちゃ博物館として再利用されたこともあります。
この「印」ですが、小樽にはあちらこちらで見られます。
昔は戦争で同じ武具をまとっていたので、敵と味方とを区別するために
つけていた馬印がはじまりのようです。
半纏や道具に印をつけて、火消し職人や宮大工なども区別できるように
しました。
船の帆や倉庫にもこうしてつけられるようになりました。
いまでいうロゴのようなものですね^^
この印がまたいい味なんですよね~!
こちら 旧大家倉庫 はヤマ七の印がついています。
探して歩くのもおもしろいですね。