最近使っているSNSといえばX(旧Twitter)ばかりで、すっかりブログから離れていました。今回のように長文を書こうと思うとブログがいいですね。

 

さて、気にはなっていたものの躊躇っていたホビーアイテムをついに購入してしまいました。私と同じように「どんな商品なのか気になる」という方の参考材料となれば幸いです。

 

また、しももださんという方のブログ:しももだ道でも数回に渡ってレビューされているのでとても参考になります。

 

 

 

 

 

購入したのは、KATO 1/150パトレイバー計画で商品化された、Nゲージサイズの98式AV イングラム1号機:¥5,280(税込)とTYPE-J9 グリフォン:¥7,150(税込)です。私はパトレイバーのアニメ当時は幼く所謂リアル世代ではないのですが、今でも未視聴ながら印象的なシーンは知っていますし、ガンダムとは別のリアルな「ロボットのいる世界観」がとても魅力的だと思います。すらっと手足が長くスマートな搭乗型ロボットの下限はレイバーくらいの大きさがとなるでしょうか。

 

●パッケージ正面

小さいフィギュアなのでパッケージも食玩くらいで、非常に軽いです。

 

●パッケージ斜め

それぞれパッケージデザインが異なっているのがいいですね。

 

●イングラム開封

 

●グリフォン開封

 

●ブリスターパックの様子

このようにピンっとはったフィルムで挟み込むブリスターパックというは初めてでした。柔らかく固定できるんでしょうね。

 

●組み立て要素

グリフォンのみ、両腕背部ウイングが組み立て式です。可動部はイングラムと同様に丸軸の肩のみ。素材由来のなのか丸軸の渋みが独特で、ヌルっとややゆるい感じですがポーズ保持はできました。

 

●イングラム:斜め

彩色済みかつ細かい造形で、イングラムだとしっかり認識できます。ただ、モールドはだるい感じ。艶ありの見た目は、綺麗なパトカーというイメージとマッチしています。関節を覆うカバー部分を艶消しすればメリハリが出そうな気もします。

 

●イングラム:正面

今の感覚でも近代的でカッコイデザインだと思います。

 

●イングラム:左側面

左腕シールドには警視庁表記と特車二課エンブレムが認識できます。

 

 

●イングラム:背面

背面の警視庁表記も読めますね。

 

●イングラム:右側面

このサイズだと、ハンドリボルバーカノンの予備弾倉ギミックは流石にどうしようもないでしょうね。

 

●イングラム:裏面

足裏には積層線が目立ちます。

 

●イングラム:バストアップ

非常に細かい部分のまで塗り分けされていますね。

 

●グリフォン:斜め

こちらもしっかりグリフォンになっています。特徴的なウイングの関係で重心が背中側にあるので多少コケやすいです。艶ありは劇中のイメージ通り。黒色なので3Dプリンタ特有の積層線がやや目につきますね。首周りが埋もれてしまっているので太った印象になっているのは残念です。

 

●グリフォン:正面

黒色でモノアイ、角と羽があるので悪魔と宇宙人をミックスしたような印象を受けます。ブラックオックスが元祖といわれるライバルロボットの血脈を感じますね。

 

●グリフォン:左側面

光の当たり方で、大腿部から下の表面に積層線がかなり目立ちますね。

 

●グリフォン:背面

大きなフライトユニットが目立ちます。短時間なら飛行できるとのこと。

 

●グリフォン:右側面

 

●グリフォン:裏面

 

●グリフォン:バストアップ

襟周りが、耳(?)の付け根・顎下と一体化しているのが太っちょに見える原因ぽいですね。

 

●近似値との集合1

Nゲージのこち亀フィギュアやパトカー、その他スケールが近いコレクションと並べてみました。

 

●近似値との集合2

初代ガンダムを最大として大きさ比較です。イングラムは耳のアンテナを含めて 全高8.02m。パトレイバーは「巨大ロボットもの」の中では小さい感じですね。一緒に並んでいるフィギュア・プラモの内、公式にスケールが表示されているもの以外は、実寸からの割り出しで概ね1/144付近となっています。

 

●スケール感イメージ1

町並みにいたらこんな感じということで。

 

●スケール感イメージ2

 

●スケール感イメージ3

 

●まとめ

コレクションアイテムとしてはかなり嬉しいラインナップで、ストラクチャーライフが捗ります。ただ、価値観は人それぞれと言いながら、私は今回のイングラムとグリフォンにかなり割高感を覚えるというのが正直なところです。造形のシャープさがイマイチなのと、普段の価格基準がガンプラになってしまっている弊害でしょうか。

 

製造背景を無視した価格だけの比較となってしまいますが、HG 1/144 デストロイガンダムが14,300円(税込)なので、圧倒的なボリュームと満足感の差が……。高額になるのは3Dプリンタによる出力により大量生産が難しいからなのでしょうかね。とはいえ、このシリーズは今のところ他にはないコレクションなので、継続をしていただければありがたい限りです。ヘルダイバーが特に欲しかったり。