4月14日日曜日
広島県縮景園において、
地唄舞花崎流広島支部 翠(みす)の会による舞の会
『第五回縮景園のお座敷で楽しむ、季節と舞』が滞りなく開催されました。
日本舞踊の一種。
地唄舞。
家元や会主の舞、名取の先輩方の美しい舞。
そして、地元広島の地方様、岡崎尚美先生、立川淑恵先生の唄、三絃の美しい音色。
殊に大阪からお越しいただきました菊央雄司先生の唄と三絃の音色はなんとも言えず素晴らしいものでした。
立ち見が出るほどの多くのお客様にお越しいただきました。
さらにアンケート用紙にびっしりとご感想を書いてくださるお客様が多く、嬉しいご感想をたくさん頂戴しました。
とてもありがたく励まされる思いです。
(私は『朝戸出』という扇を持たない舞で、立川先生に地方をつとめていただきました。私の舞はまだまだ拙くお恥ずかしい限りで、『よかったよ』と言っていただいたものの。公式録画の画像を見返しては赤面。自分の癖や課題がたくさんで、さらに精進しなければ)
縮景園の日本家屋清風館。
お客様をおもてなしする設えや結界の花。
『花は野にあるように』の茶花の心に通じる自然のものを。本番に一番美しい姿でおもてなしできるように細心の注意と準備する会主である師匠の心配りの細やかさ、まめさに驚きますし、教えられます。
会員は、舞を舞うだけではありません。
会を開催する上で必要な様々なことは全て会員で行います。
舞の会を開催する上で必要な心配り、作法、いつも様々な大切な教えをいただきます。
今年もたくさん教えをいただきました。
この地唄舞の会は、身も心も多くの学びをいただける貴重な機会でもあるのです。
すべてはお越しいただくお客様にお喜びいただけるように。
心を一つにして。
まだまだ学ばないといけないことがたくさん。
これからもそんな時間を楽しみつつ精進いたします。
この地唄舞の会。
来年も4月に開催予定です。