姑のことを、着物ブログなのに、書き綴って来ました。
そんな中、あの東北で起きた未曾有の大地震が起きました。
余りにも、すざましい状況に、
恵まれた環境で入院できている、姑のことを書くのが、
なんとなく躊躇されました。
それで、こんなに時間が空いてしまいました。
だけれど、
転院を余儀なくされての病院探しの日々は続き、
姑は脳内出血を繰り返し、容態は悪化していくばかりでした……。
国がレールを敷いた、
介護保険と健康保険の制度の中で翻弄され、
休みの日のほとんどは、施設や役所に電話したり出向いたり、
その繰り返しでした。
経過を細かく書いていくつもりでしたが、
先にも書いたように、
あの地震で、心とともに筆が折れ、
改めて書き繋ぐ気持ちがなくなってしまいました。
今月からは、元の着物ブログに戻すことに決めました。
なので、ブログで、姑の話を書くのは、
これがラスト。
現在の状況をまとめたいと思います。
結論から言うと、
姑は、現在、大学病院から転院、名古屋市内の病院に入院中です。
その後、7月に有料老人ホームに、入居することに落ち着きました。
容態は、その後も、脳内出血を繰り返し、
意識は昏迷~昏睡状態(呼びかけると、一時的に反応することがある程度)、
リハビリも、マッサージ程度になり、
意思疎通はまったくできなくなりました。
こんな状態であっても、
今の病院も、最長3ヶ月で退院を余儀なくされます。
これは、今の健保の制度では、長期入院されると、
病院が儲からないシステムになっているためで、
最初から入院は2ヶ月、
転院のタイミング等の調整で最長3ヶ月で、と言われます。
患者側からの実感は、御幣があるかもしれませんが、
病院都合で追い出されてしまうというのが、現状です。
そこで、患者側の選択肢は、
自宅で介護する
病院を2~3ヶ月で点々と転院を繰り返す
介護施設を見つけて入所する
この3つしかありません。
自宅介護は、介護保険を使っておこないますが、
大半は、家族の手による看護と介護になります。
姑のように、ほとんど意識がなく、
下の世話、2時間おきの寝返り、胃ろうでの食事の世話などなど、
ヘルパーさんを頼めない時間帯には、
舅はあてにならないので、嫁の私1人でしなければならず、
非現実的です。(夫は一人っ子…)
病院を探して点々とするというのは、
身障1級がおりたので、医療費はかかりませんが、
ほとんどの病院が、おむつ代や身の回り品などの持込をNGにしており、
保険外の請求が半端じゃありません。
ほとんどが個室がという病院もあって、料金が身の丈にあった病院を探すのが、
途方もなく困難です。
その上、2ヶ月以内に、転院先を探し、面談、見学手続きなどに手間がかかり、
とてつもなく大変な思いをし続けないといけないのです。
介護施設に関しては、保険適用施設だと、老健、療養型病院が、
姑の容態だと対象になります。
ただし、どこも、満床で待機ばかりです。
老健に関しては、胃ろうがあると、受け入れてもらえないところが、
ほとんどです。
また、投薬に関しても、介護保険の枠でおこなうため、
特異な薬が必要になると、それが理由で、受け入れを断わられることもあります。
ただ、多床室で介護保険枠でおさまれば、老健が一番、料金が安いです。
療養型は、病院に近い形なので、高めです。
残念なことに、私の住む尾張旭には、姑を受け入れてくれる
老健はありませんでした。
療養型病院もありません。
仕方がないので、名古屋市で幾つかあたって、申し込みをして、
待機に入れてもらっています。
これは、変な話、
老健待機=入所者の死亡待ち ということ。
なので、いつ順番が回ってくるか分かりません。
で、結局、仕方がないので、有料老人ホームに、とりあえず入ることにしたわけです。
それでも、最初は、何かとモノ入りで20~30万円近く、必要です。
月々は、12~15万円程度でしょうか。
ということで、
なんとか、落ち着き先が決まったわけです。
まだ、役所への手続きや、
申請書類の作成、医師に書類依頼など、
何かと、いろんな手間が残っていますが、
ひと段落ということで…。
長い、半年近くでしたが、
着物ブログ、再開します。
お待たせしました^^
撮りだめた写真もあるので、おいおいアップしていきます。
そんな中、あの東北で起きた未曾有の大地震が起きました。
余りにも、すざましい状況に、
恵まれた環境で入院できている、姑のことを書くのが、
なんとなく躊躇されました。
それで、こんなに時間が空いてしまいました。
だけれど、
転院を余儀なくされての病院探しの日々は続き、
姑は脳内出血を繰り返し、容態は悪化していくばかりでした……。
国がレールを敷いた、
介護保険と健康保険の制度の中で翻弄され、
休みの日のほとんどは、施設や役所に電話したり出向いたり、
その繰り返しでした。
経過を細かく書いていくつもりでしたが、
先にも書いたように、
あの地震で、心とともに筆が折れ、
改めて書き繋ぐ気持ちがなくなってしまいました。
今月からは、元の着物ブログに戻すことに決めました。
なので、ブログで、姑の話を書くのは、
これがラスト。
現在の状況をまとめたいと思います。
結論から言うと、
姑は、現在、大学病院から転院、名古屋市内の病院に入院中です。
その後、7月に有料老人ホームに、入居することに落ち着きました。
容態は、その後も、脳内出血を繰り返し、
意識は昏迷~昏睡状態(呼びかけると、一時的に反応することがある程度)、
リハビリも、マッサージ程度になり、
意思疎通はまったくできなくなりました。
こんな状態であっても、
今の病院も、最長3ヶ月で退院を余儀なくされます。
これは、今の健保の制度では、長期入院されると、
病院が儲からないシステムになっているためで、
最初から入院は2ヶ月、
転院のタイミング等の調整で最長3ヶ月で、と言われます。
患者側からの実感は、御幣があるかもしれませんが、
病院都合で追い出されてしまうというのが、現状です。
そこで、患者側の選択肢は、
自宅で介護する
病院を2~3ヶ月で点々と転院を繰り返す
介護施設を見つけて入所する
この3つしかありません。
自宅介護は、介護保険を使っておこないますが、
大半は、家族の手による看護と介護になります。
姑のように、ほとんど意識がなく、
下の世話、2時間おきの寝返り、胃ろうでの食事の世話などなど、
ヘルパーさんを頼めない時間帯には、
舅はあてにならないので、嫁の私1人でしなければならず、
非現実的です。(夫は一人っ子…)
病院を探して点々とするというのは、
身障1級がおりたので、医療費はかかりませんが、
ほとんどの病院が、おむつ代や身の回り品などの持込をNGにしており、
保険外の請求が半端じゃありません。
ほとんどが個室がという病院もあって、料金が身の丈にあった病院を探すのが、
途方もなく困難です。
その上、2ヶ月以内に、転院先を探し、面談、見学手続きなどに手間がかかり、
とてつもなく大変な思いをし続けないといけないのです。
介護施設に関しては、保険適用施設だと、老健、療養型病院が、
姑の容態だと対象になります。
ただし、どこも、満床で待機ばかりです。
老健に関しては、胃ろうがあると、受け入れてもらえないところが、
ほとんどです。
また、投薬に関しても、介護保険の枠でおこなうため、
特異な薬が必要になると、それが理由で、受け入れを断わられることもあります。
ただ、多床室で介護保険枠でおさまれば、老健が一番、料金が安いです。
療養型は、病院に近い形なので、高めです。
残念なことに、私の住む尾張旭には、姑を受け入れてくれる
老健はありませんでした。
療養型病院もありません。
仕方がないので、名古屋市で幾つかあたって、申し込みをして、
待機に入れてもらっています。
これは、変な話、
老健待機=入所者の死亡待ち ということ。
なので、いつ順番が回ってくるか分かりません。
で、結局、仕方がないので、有料老人ホームに、とりあえず入ることにしたわけです。
それでも、最初は、何かとモノ入りで20~30万円近く、必要です。
月々は、12~15万円程度でしょうか。
ということで、
なんとか、落ち着き先が決まったわけです。
まだ、役所への手続きや、
申請書類の作成、医師に書類依頼など、
何かと、いろんな手間が残っていますが、
ひと段落ということで…。
長い、半年近くでしたが、
着物ブログ、再開します。
お待たせしました^^
撮りだめた写真もあるので、おいおいアップしていきます。