その後も、調子がいいときは、
発語がありました。
舅と聞いて、すごくびっくりしたものです。
「なんでこうなったの?」
確かに、そういいました。
「●×○△~いやだ!」
何かを訴えてました。
動かす手の位置で、
オムツが汚れているのが嫌だと、分かりました。
ああ、これは、順調だ!
すっごく嬉しかったです。
ところが、その翌日、ふさぎこみ、あまり反応がなくなりました。
どうしたんだろうと、思いました。
ただ、日によって、また、行く時間によって、
体調が違うことがあったので、仕方ないのかなと、思いました。
その次に、行った時も、
やはり、元気ががない感じでした。
多少熱があるということで、
胸のレントゲン、血液検査は異常がなく、
感染症の疑いはありませんでした。
脳のダメージを受けた場合、
体温が微熱程度になってしまうことがあるそうです。
血圧は、120~130台で、正常。
こういうものなのかと、納得していました。
調子悪いみたいだなぁ…と思いつづけて、2月末。
その日は、グッと噛み締めて、
意識がなった頃の寝顔のようでした。
そして、呼びかけても、起きません。
大きく揺さぶり、耳元で呼びました。
それでも、目を開けません。
看護師さんに、「おかしくないか?」と、訴えました。
「今日は、リハビリの時も、こんな感じなんで、
どうやら、昼夜逆転してしまったのかもしれません」とのこと。
それでも、血圧を測ってくれましたが、
126…正常です。
出血があれば、高くなりますから、異常があるとはいえません。
大丈夫かな…
出血や痙攣なら、血圧があがるもんなぁ~…、
そう思って、帰って来ました。
つづく