着物が「ワンピース感覚で着られる♪」
『着付け教室 つるみね』 主宰
きものコンサルタントの
増田あさかです
「紗合わせ」の着物
皆さまご存じですか?
着物好きになり
季節の着物を楽しむようになってくると
出会う着物です
この「紗合わせ」の着物。
着られる時期がとても短く
かなり通好みの着物になってきます。
まずは、「紗合わせ」とはなんぞや?
ですよね
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☆「紗合わせ」とは簡単にご説明しますと
二枚合わせに仕立てた
着物や羽織のことで
絽か紗に紗を合わせ
裏生地の模様が表の紗を通して見え
独特な趣があるものです。
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見た目が涼やかで
また模様の見え方が独特なので
目を引きます
この「紗合わせ」
ちょっとこじらせ系でして
着用時期に色々な説がありまして・・・
わたしが一番初めに
紗合わせの着用時期を教わったのは
呉服店勤務時代の店長からで
「紗合わせは、6月の下旬約10~14日間
9月の上旬のみに着用できる贅沢な着物よ」
と教わりました
まさに、着物の極み的な
上級者のお洒落だわ。
と感じたことを覚えています。
ですが、着物業界あるあるの
色んな説があるわけです。
調べてみますと
先ほどのように
☆6月下旬と9上旬に着ていい説
いやいや
☆単衣を着る前の5月の2週間のみ着用説
今度は
☆6月だけの着用で9月に着るのは粋ではない説
または
☆6月と9月の1か月間はたっぷり着ていいよ説
などなど、出てくるわけです
さてさて、どれが本当なの?
と悩みますよね
実は、わたしも紗合わせは
初めに教わった、一番目の説が
ずっと正しいと思っていました。
着用の順番として
袷→単衣→紗合わせ→薄物
こちらはネットでもよく見る
紗合わせの着用時期ですが
調べていきますと
袷→紗合わせ→単衣→薄物
という説明もかなり出てくる・・・
そして、どちらも
本来は、従来は、
こっちが本当なんだよ
と、どちらにも同じように書いてあるんです
じゃあ
結局何を信じればいいの!
ということになりますが。
単衣の前に着るのか
単衣の後に着るのか
の違いになりますので
ご自分で持っている紗合わせ着物の
色味、雰囲気、模様、
などを考慮して
これは、単衣前でもイケる。
いやいや、単衣後の感じだから
6月後半に着よう!
などと、着物の雰囲気
ご自分の気持ちでお召しになれば
いいのではないかと思います。
どちらも正解と、諸説ありますのでね
5月でも気温が30度近くまで
上がってきてたりと
単衣と薄物の境もかなり
ゆるくなっている昨今
紗合わせの着物は
5月6月どちらも着ていいと思います。
ちなみに、きもの文化検定の教本
「きものの基本」では
紗合わせは、5月下旬から
6月9月に着ると考えるのが目安と
上記の四番目の説で出ています。
最近はこちらの↑の説に従って
お召しになられている方が多いようですよ
注意が必要なのは
正式な場所や目上の人に合う
季節感を大切にする茶道の時などですよね。
茶道などは、お師匠さんや先生の
ご意見が絶対のルールになりますので
先生に伺い従うのが無難ですね。
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