御所解の染め帯も今期で6年目。

最初の図案から変化は殆どなく、

縫いと染めの配色のみを変えながら

やってまいりました。


まにあ管理人別宅

この帯の一番の特徴は無地場にあります。
この無地場があるからこそ、飛び柄や総柄や無地の着物が生きるというか、
無地場がないとギッシリしすぎて、一続きになってしまいます。
柄が多ければ華やかとは限らないという
着物周りに良くある不思議な現象です。

まにあ管理人別宅

そして無地の着物。
無地の着物って、案外と帯が難しい。
間が持たないというか、間が抜けるというか、両方。

無地があり柄が生き、
無地があり空間が出来る。
着物でも、帯でも、無地(場)は決して「基本」や「初歩」ではないです。

扱いが難しいなって常に思います。