ろくでもない事件ばかりが続き、ニュースを見るのが嫌になって久しかったのですが、

この事件がトドメになりました。

育児放棄した23歳女性が悪いのは当たり前として、

私は大阪市こども相談センターの対応が一番納得行きません。 ご多分に漏れず。


複数の住人から再三の通報があった時点で、異常事態を認識すべきだと思います。

「通報に虐待を思わせる大人の怒鳴り声などがなかった」というのが理由で踏み込まなかったとしていますが、

ネグレクト(不在だったと推測)なんだから、音などしないでしょう。

よしんばそこに母親が居たとしても、虐待してる本人が応答しますかねえ。

ましてや「児童虐待の通報入ってますが、オタクでやってますかあ?」などといった旨の文書を残したところで、

虐待してる本人が折り返し連絡するものかと。

勿論、幼児達は応答すらできなかったわけですから、

こういう場合に必要なのは「踏み込み」以外にないのです。

国税が会社相手にやってるみたいに、国が乗り出すってのはああいうことです。

個人宅に踏み込むくらい、屁の河童ですよ。

なのに、しない。

要は、お国にとってこどもの生命的危機=脱税企業しょっ引くほどの関心事じゃないって事なんです。


まにあ管理人別宅

七月中旬の犯人↑

以下、NEWSから↓

大阪市西区のマンションで幼児2人の遺体が見つかった事件。虐待を疑う通報を受けながら、安否を確認できなかった大阪市こども相談センター(児童相談所)の対応に批判が集まる。大阪市の平松邦夫市長は2日、今回の事件での相談センターの対応について「夜間通報に対する出動態勢を検証しなければならない」と述べ、問題がなかったかどうか調べる考えを示した。


 「今も30分ほど泣き声が続いている」 市が重視するのは、住民女性からの3回の通報のうち、5月18日の最後の通報。「『今』の異変」を伝える内容にもかかわらず、自宅を訪問したのは通報の約10時間後。「通報に虐待を思わせる大人の怒鳴り声などがなかった」というのが理由だが、同センターの夜間態勢の不備も背景にある。


 大阪市では、昨年4月の小4虐待死事件を教訓に、緊急の際は24時間いつでも職員を派遣することにした。だが午後10時半から翌朝9時まで、庁内に職員は1人しかいない。自宅などにいる職員が駆け付ける態勢だというが、「(1人が)職員派遣の是非を判断するには荷が重い」というのが現状だという。


 平松市長は「早く対策を講じたい。何が何でも子どもの命は守る」と強い姿勢を見せた。担当幹部も「どんなケースでも対応できるよう、悩みながら、一歩でも二歩でも進まなければならない」と話す。当面は、夜間の出動態勢の見直しが急務となる。


 ◇「無関心もうやめたい」


 マンションの住人も「なぜ救えなかったのか」と自問している。20代の男性は泣き声などを聞いて、管理会社に2、3回通報。だが改善はされなかった。先月29日には、部屋の所有者と借り主を取り持つ会社に通報。これがきっかけとなり、事件は発覚したというが、既に2人の命はなかった。別の20代女性は「どこに連絡していいかわからなかった」と言う。 住人の大半は20代の若者だ。近く有志約10人がなぜ2人を助けることができなかったかを話し合うために集まるという。呼びかけ人の女性(28)は言う。「2人の死を無駄にしたくない。無関心でいるのはもうやめたい