手作りのカジュアルこども着物のお店
富士山キモノ工房の中林あゆみ(ikka)です
前回の続き
2の場合
運命お出会いに思いっきりお金をかけて満足感を味わい宝物にする事
私の着物との出会いは18歳の時
初めての就職先が着付け教室でした。
働きながら着付けを習って、初めて自分でちゃんと買った着物は振袖でした
正確には「振袖一式」です。
どうしてもその振袖が欲しかったんです。
それじゃないと駄目だったんです。
かなり高額だったのですが、
まだ19歳だったので親の許可をもらい、頭金を援助してもらって、
5年ローン頑張りました
バリバリ仕事ができるタイプでもないので、毎月必死でした。
でも後悔したことは無いんですよね。
一度も、
素敵な靴が素敵な場所へ連れて行ってくれるのと一緒で、
宝物(振袖)を着た私は無敵でした
その宝物を着ていると、単純に嬉しい!
この宝物を着ていればどこへ行っても恥ずかしくない!
この宝物を着るとたくさん褒めてもらえる!
この宝物を着ているとなんだか相手がいつも笑顔でいてくれる!
特技などほぼ無かった私に少しずつ確実に自信が付いていきました。
着付けの教室で働いていたので、宝物の出番は結構あるんです
成人式の前に2~3回は振袖を着ましたよ
もちろん自分で
そして私の「着物への自信」を不動のものにしたのは
成人式でした
友人が成人式の着付けをお願いしてくれたんです!!
嬉しかったです
その時の私は二十歳で怖いものなしのお年頃
その重大さを感じずオッケーしました!
自分も成人式参加の中すべてをするのは厳しいので
職場の課長(女性)がサポートしてくださいました!
写真がないのが残念ですが
なかなかの出来でしたよだったはず!
そんな感じで、私の着物に対する自信と、宝物がもたらす数々のハッピーに
溺れていったのです。
なかなか大島が出てきませんが
つづく…
ミンネ 富士山キモノ工房