叔母からもらった大島
緯(よこいと)だけで柄を出してます。
緯絣大島って言うらしいですよ
カメラの限界を感じますが^^;
アップにすると
何となく柄が隙間空いてるの見えますか?
地元の着付け教室で働いていた時に
学院長に
『横(緯)大島だね』
と教えてもらいました。
『横大島って何ですか?』
と聞くと
『大島が大流行したときに、生産が間に合わなくて、作る手順を少なくして(緯だけで柄を出すことによって)たくさん作ったものよ』
18歳の私は
『ほー…』
という感じで良く分かってなかったのですが^^;
『とってもいいものよ』
と言われてすごく嬉しかったのを覚えています
ネットで緯絣大島を調べると
「安い大島」
「恥ずかしくて着れない」
など、ビックリのマイナス意見もありました
手順が少ないので、実際にお手頃らしいですよ。
今になって思ったのが
学院長は横大島が比較的手頃な値段なことはもちろん知ってたはずで、
だけど私が叔母にもらった大島を誉めてくれた、
もし変な呉服屋さんだったら、
学院長が言ったようには言わなかったかもしれないし
見下す人がいたかもしれない
学院長みたいな人がいっぱいいたら
呉服屋さんで巻き巻きされて嫌な思いをして着物嫌いになるひととか減って
キモノ好きが増えるんじゃないかなと
実際
私の回りはそういう人ばかりで
私はしっかりキモノ好きになりました
この
横大島(よこおおしま)という言い方は
地方特有なのか?
それとも一部の人たちのなかで使われた言葉か、
または、
私の聞き間違いか…
ちょっと自信ないですが
珍しく長くなったのでここまで~
また今度大島のマルキについて書きます