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着物語 -KIMONO STORY-

好きなもの。
旅。読書。銀座。着物。お家でゴロゴロ。
好きな言葉は “住めば都”。
モットーは “一日1スイーツ”。
着物まわりを中心に、
風の吹くまま 気の向くままに綴るブログです。

月に2回、銀座の絵画教室に通っています。

教えてくださるのは日本画の先生。


半年ごとに、基本に立ち返ってデッサンをします。

前回は立方体と直方体をデッサン しましたが、今回は球と円柱のデッサンをしました。


これがと~っても難しいのデス。ホントに!


着物語 ーKIMONO STORYー

(蛍光灯の明かりのせいで縦に縞模様が入ります)


まず、形を正確に描くところで苦労します。

特にも 「球」 =真ん丸 を描くというのは、なんと困難なことでしょうね!哲学的な気持ちにさえなるような。

何重にも円を描いてから、練り消しで余計な線を消して、なんとかそれらしい形になりました。


次に、陰影。これまた大変。

モチーフは石膏でできたなめらかな曲面なのですが、変に陰をいれると表面が凸凹に見えてしまいます。

ツルンとした感じを出しつつ、球に見えるように陰を入れるというのは至難の業ですな。私などはまだまだ未熟者です。


↓これが実際のモチーフ。


着物語 ーKIMONO STORYー

(写真に撮ると、パース(遠近感)がきつくなります。円柱が下にいくほど細くなっていますが、肉眼ではこうは見えません)


絵を習い始めていろんなことを覚えたのですが、子どもの頃に次の2点を知っているだけでも、絵が飛躍的に上手くなっただろうなと思います。


1つめは 『見えないところも一度描いてから消すべし』


例えば今回のモチーフでいうと、円柱の底面は見えませんが、楕円形を一度、それもできるだけ正確に描く。そして、書き終わったら輪郭以外の線を消す。これだけで形が随分と整います。

また、上の絵では円柱の前に球体があるので、球の影になっている部分(=円柱の左下の部分)は見えませんが、やはり一度は描くんです。そうしないと形が微妙に歪んでくる。この歪みは、観ている人もなんとなく認識するはずです。不安定な絵だなと。

わざと歪ませるという表現手法もあるのでしょうが、まずは正確に描くことに集中したほうがいいと思います。その場合は、見えない部分も一度描くこと。これ大事。


着物語 ーKIMONO STORYー


2つめは 『消すときには消しゴムではなく 『練り消し』 を使うべし』


今となっては、なんでこのことを教えてくれなかったんだろう思います。これまで、消しゴムの役割というのは、間違って描いたものを消すためにあるのだと思っていました。

練り消しは違います。これは、いってみれば 「白い筆記用具」。あえて塗りつぶしたあとに、白くしたい部分を消したり、薄くしたりします。

プラスチックの消しゴムは、全部をキレイに消すのには適していると思いますが、練り消しはちょっと薄くしたいときや、鉛筆の粉を吸い取りたいようなとき、細かい部分を消したいときなどに向きますよ。絵を描くなら必須アイテムです。



絵を描く時間というのは、心地よく集中できるいい時間です。

わたしの絵は 「芸術」 とは到底言えませんが(笑)、わたしなりに 「芸術の秋2013」 を満喫しております♪



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