普段は週末に行なっているお茶のお稽古ですが、2月の週末が全滅…というわたしの事情を考慮して、火曜日の昨日、先生が特別にお稽古をしてくださいました。
本当はもうお一人見える予定でしたが、急に都合が悪くなったらしくマンツーマンのお稽古でした。
ということは、
わたし一人のために先生は着物を着て、
炭をおこし (わたしはまだ出来ません)、
お菓子を用意し、
その他もろもろのご用意をしてくださり…
ということになるわけでして、
申し訳なく感じながらも、なんとも贅沢な時間を過ごしてまいりました。
昨日の掛け軸は、
「山河四望春」 (さんが しぼうの はる)、
ご用意くださったお菓子は 「鶯餅」 (うぐいすもち)、
お花は確か、白梅に椿 だったと思います。
四畳半のお茶室には、
少しだけ早い春の空気が満ち満ちていました。
ちなみに、わたしが言った茶杓の銘は 「春告鳥」 (はるつげどり)。
先生と二人で過ごすお茶室はとても静かで、
自ずと、聴覚が研ぎ澄まされる時間でもありました。
畳を歩くときの、ズ、ズ、ズという音や、
着物の衣擦れの音、
お湯をお釜に戻すときは ドボドボドボ なのに、
お茶碗に入れるときは カポカポカポ という風に聞こえ、
これがお水になると サラサラサラ… と音が変わることの不思議。
茶杓を茶碗にあてるときの コツン という遠慮がちな音や、
茶筅とおしの 軽い シャシャシャ という音など、
特に注意深く聞き耳を立てているわけではないのに、
ひとつひとつの小さな音が耳の奥に届きました。
着物を着る機会を増やしたいというだけの理由ではじめた茶道でしたが、
茶道というものの存在が、自分のなかで、
少しずつ大きく育ってくるのを感じます。
それにしても、この数日の東京は温かいですね。
春告鳥=ウグイス の声がどこからか聞こえてきそう。
昨日の着物はこちらです。(昨日と同じ写真です)
