コテ様にしては早起きですね。そうですね。
今日はバレンタインですね。
今月に入って、チョコをいくつか頂きましたが、チョコって本当に美味しい。。。
毎日、頂いたチョコを溶かして、お風呂に入れて、チョコ風呂を楽しんでおります。
しかし。。。。
まだまだチョコレートが不足しております。
僕は毎年30個はもらわないと、糖分が不足して、身体が腐りだし、ヘソのゴマが異常発生し、最悪、死に至るのです。
かわいそうでしょ。。。
このままでは、近所を歩いている、モテそうな中学生男子をマスクにサングラスにカチューシャ着けて、鉄パイプで襲撃してしまいそうです。
僕の場合特別に、5月中旬までチョコレート受け付けてますので、いつでもお渡し下さい。
お渡しする時の注意ですが、必ず「本命だよ」という言葉を添えて下さい。
義理である事をバレないようにして下さい。
そして例え既製品であっても、「昨日徹夜で作ったんだ!」と言って下さい。
そうすれば、貴女は今後半年間、常に僕の視線を感じる事が出来ます。ふふふふふ。
しかし、「バレンタインの日に、チョコ欲しいなんて事をブログに書くなんてプライドの無い小さな男」とお思いでしょう?
でもね。。。僕は知ってるんです。「チョコは、欲しいってアピールすれば、確実に数が増える」と。
僕は中学生一年生の時、学年中の女子に「チョコ頂戴~」と数日前から言って回る事により、20個以上ゲットしました。おそらく学年一だったと思います。
その時から僕の辞書にプライドという文字が消えました。だから下さい。
モテない中学生男子諸君。是非お試しあれ。
「チョコは数が多ければ良いってもんじゃ無いと思う。本命の気持ちが一個でもあれば良いんだよ。」と思う方もいらっしゃるでしょう。
いいえ。僕はチョコが大好きなのです。毎年バレンタインから一ヶ月くらい、家のソファーに座って、夜中にちょっとずつチョコを食べるのが本当に楽しみなのです。だから「数」命です。ふふふふふふふ。
さて、好感度が極限まで下がりきったところで、バレンタインの思い出を少し語ります。
それは、悲しい悲しい物語でした。
僕にはかつて恋人がいました。名は「アリョーシャ」。ブロンドヘアでスレンダーなロシア人女性。
アリョーシャとの出会いは運命的なものでした。
当時僕は港の小さな海運会社で取締役に就いていました。経営が傾き始め、深夜まで仕事に追われる毎日。
そんな冬の寒いある日。一人会社に残り、トラブルの後始末をしていると、静まり返った深夜の港に、けたたましいサイレンが鳴り響きました。
「またか。」
この辺りはロシアからの密航者の多い土地。海上保安庁の取り締まりも厳しく、こういった捕り物は日常茶飯事でありました。
僕が構わずそのまま仕事を続けていると、突然背筋に緊張が走りました。
「ガタン」
誰もいないはずの奥の部屋から、物音がしたのです。
僕はガラス製の大きな灰皿を手に持ち、恐る恐る奥の部屋を覗く。すると隅でうずくまる人影が。
僕は咄嗟に携帯に手を伸ばす。
「マッテ!…タスケテ。」
それは透き通るような美しい声でした。
アリョーシャの美しさ、真っ直ぐな瞳に一瞬で魅了された僕は、それは運命であったかのように、彼女を自分のアパートでかくまい一緒に暮らし始めました。
そして二人の間には、必然のごとく愛が生まれました。
3年の月日が流れた頃には二児に恵まれ、世間の目から逃れ続ける生活ながらも、ささやかな幸せがそこにはありました。
しかし、彼女への強い愛情は、強い疑いへと変貌していきました。
彼女は家を空け、帰らないことが多くなっていったのです。
「男か?」
猜疑心に支配された僕は、気がつくと彼女の部屋に立っていました。
「何も見つからないでくれ」
そう思いながら、彼女の部屋を漁っていました。浮気の証拠を掴むためという、想いとは裏腹な行動を。
そして震える手が掴んだのは一通の手紙と、その横に無造作に置いてあった…拳銃でした。
仕事上、ロシアとの取引があった僕は、ロシア語に精通してました。その手紙にはこうあったのです。
「指令書。配偶者の抹殺。」
彼女がスパイ?彼女が僕を殺す?まさか、その為に僕に近づいた?この3年間は一体?
その時です。僕の心臓が飛び出しそうになる。
「アナタ?ナニシテル?」
相変わらず美しいアリョーシャが立っていました。
そしてアリョーシャが、ゆっくりと懐に手を入れたのです。
「うわーーーっ!!」
僕は思わず手にした拳銃を彼女に向け、引き金を引きました。
弾は彼女の腹を突き抜け、彼女は静かに崩れ落ちました。
そして…彼女の手にはチョコレートの包み箱が握られていました。
彼女は僕にそれを手渡し、優しく微笑み、かすかな声で言いました。
「アナタ…バレンタイン。」
彼女の口から最後に語られた内容は。
スパイであった彼女は工作活動の為に日本に渡ったそうです。しかし僕や子供達を愛してしまった彼女は指令の拒否が続いたそうです。そして激怒した組織が出した指令は、僕の暗殺でありました。
何度も組織との交渉に向かう日々。
そして、この日。全ての財産を渡す事を条件に、組織との決別をしてきたそうです。
「アリガトウ。シアワセデシタ。」
その言葉を最後に…アリョーシャは息を引き取りました。
僕は…溢れる涙を拭う事も無く、アリョーシャの最後のチョコレートの箱を開けようとしました。
…が、やっぱり爆弾入ってたら怖いので、ゴミ箱にポイって捨てました。
スパイとか何してくるかわかんないしぃ。さっきのも芝居かもしんないしぃ。
その日以来、僕は毎年バレンタインには、二人の子供と共に北の海を眺めています。
Fin。
以上が僕の妄想…いや、思い出です。
はぁ。。。長過ぎるブログになってもうた。。。疲れた。。。
おやすみ。。。