【この記事は2011年のものですが、イベントについて思うことがあり再掲載・追記いたします】
アクセサリー・ブランド VANIDAD(ヴァニダ) ブログ:生物虐待を考える2 - livedoor Blog(ブログ)を読みました。

私は去年このイベントに行って、見たことない珍しい金魚が一堂に見られて嬉しかったし、閉じ込められて見える装置もプロの仕事なのだから金魚達には負担のかからないように幾重にも考えられているのだと思っていました。
先述のブログには“フンひとつ落ちてなかった”みたいに書かれていましたが、落ちていたような気はします。
子細はどうにせよ“きっとプロだからちゃんとやっている”なんて自分の目で、感覚で見なかった、自分の鈍さにがっかりしています。

このイベントは今年も行われています、来年もきっとそうでしょう。
もう二度と行きませんが、自戒の意味を込めてブログは残しておこうと思います。
先のブログに書かれた事がデマだったらいいな、という思いです。
金魚さん…浮かれて写真とってごめんなさい。




日本橋でアートな金魚展
開催:2011/08/12 - 2011/09/12
きものいちろくさん
夏の涼を呼ぶ金魚は、長い時間をかけて人工的に改良された、いわば「生きたアート」
日本橋架橋100周年を記念した特別展「アートアクアリウム展 ~江戸・金魚の涼~」が、2011年8月12日から日本橋三井ホールで開催中

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プロデュース、芸術的な水槽展示「アートアクアリウム」の分野を開拓した木村英智さん。
六本木ヒルズの「スカイアクアリウム」をはじめ、国内外で活動しています。今回は「日本橋」「江戸」というキーワードから、これまで発表した作品の中で、和を感じさせる水槽ばかりを一堂に集め、金魚に特化した展示を企画しました。

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会場入り口から、日本原産の植物から抽出した純日本製のアロマオイルが鼻をくすぐり、異空間へといざなわれます。
赤やピンク、青、緑...と刻々と変化する照明、重低音が体に響く音...。水槽を「一つのインテリア、照明」として捉えているという木村さんは、 「金魚を見るというより、音や光、においも含めた空間全体を楽しんでほしい」 と話します。

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日~水曜は11時から23時まで、木~土曜は11時から25時まで。19時以降は、「ナイトアクアリウムミュージアムラウンジ」として、会場内でドリンクを販売。音や照明が変わり、また一味違う大人の空間になります。
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巨大な金魚鉢「花魁」

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巨大な金魚鉢に1000匹の金魚が乱舞する「花魁(おいらん)」は、妖艶な江戸の遊郭を表現した作品。
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水墨画のように光と影を投影した屏風状の水槽「Byoburium(ビョウブリウム)」は、金魚が生きたアートであることを意識せずにはいられない、静かで詩的な作品です。

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また、水槽に万華鏡を埋め込んだ「Kalleidorium(カレイドリウム)」は、レンズの前を金魚が通るたびに鮮やかな色の塊が目に飛び込み、体験した人しか味わえない不思議な感覚に。

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9月12日まで。入場料は大人1000円、中学生以下600円、3歳以下は無料。22時以降の未成年者の入場はできません。

なお、日本橋三井ホールのあるコレド室町と周辺施設では、連携イベント「金魚品評会」を実施中。日本橋エリアに展示された金魚のスタンプラリーです。
水槽横に設置しているスタンプを2個以上押すと、和菓子の「榮太樓總本鋪」、てんぷらの「てん茂」、和紙の「榛原」といった日本橋周辺の名店の景品が当たる抽選会に参加できます。こちらは9月11日まで。

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