★今のわたしができるまで[5]運命の浴衣!の巻から続いてます★
シェアしていたデザイナーが結婚する事になり、
お気楽極楽で過ごしてきた事務所も解散する事になりました。
お互い仕事は辞めないものの、経費削減策として各自自宅で働きましょうと・・・円満解散(笑)
そのうちわたしも縁あって結婚が決まり、愛知県日進市へ引っ越してきました。
ある日、ポストに入っていたフリーペーパーの記事に目がとまりました。
「8回でキモノが着られるようになる」的な事が書いてあり、たしか8000円位だったかな?
足袋・肌着・裾よけは教室が用意してくれて、
キモノ・帯・道具類はレンタルが出来るという便利なシステムで、
浴衣しか持っていないわたしにも好都合♪
『値段も手ごろだし、8回で着れるならいいじゃん!』と申し込みました。
そこではじめて『”式”じゃなくても着れるキモノがあるんだ!』と知り
『洗えるキモノなんて便利なものがあるんだ!』とびっくり。
キモノとの距離は確実に近づきました。
キモノ友達もでき、勿論キモノが着れるのも楽しかった(^_^)
先生の着姿も綺麗で、コーデも粋でかっこいい☆
あんな風に着れるようになるのかな~♪とわくわく。
8回が終わったところで、なんとなくキモノは着れたものの、
『あんまり綺麗じゃないな・・・なんかよくわかんないし・・・』
『勉強が足りないのか?』と思い、次のクラスへ進みました。
進むにつれ、いろいろな疑問がうまれてきました。
”なんだかよくわからない”まま、カンで着付けをしていたように思います。
前回はうまくいった裾合わせ。今回はぜんぜんいまくいかないとか・・・
何故そうなるのか、何がわからないのかもわからない状態。
『えっと・・・どうするんだっけ?』と思っていると
「はい。こうしてこうして・・・はい。綺麗に出来たでしょ」と先生。
「先生、ココはどうしたら・・・」と言いかけると
「ここはね、こうしてこうして・・・はい。出来たね」と先生。
この間、わたしの手は止まったまま。
たしかに出来てるんですけどね・・・それは先生の手が着せてくださったからです(´∀`#)
ある時、質問してみました。
「先生、お端折りのココ、もこもこするんですけど何故でしょうか?」
「そこの始末の仕方は、もっと上のクラスになってからね」と先生。
『え?・・・上のクラスに行かないと学べない程大変な処理なの?』
『これって基礎なんじゃないの?』
と思ったものの、そんなこと先生に言えるわけもなく(´∀`#)
もんもんとしながら、通っていました。
そしていつしかクラスでは、振袖用の複雑な変わり結びを教わる事がメインに。
頑張ってノート作りました・・・つくっただけ(爆)
これは名古屋帯の創作結びでわたしがつくったもの。
偶然出来たものなので再現出来ません(´∀`#)
当時の着姿の写真があまり残っていませんでした。
帯結びの写真はいっぱいあるのにな~(´∀`#)
『これってわたしがキモノ着る時、使い道ないよね?』という道具も買い
授業料もどんどん上がっていきました。
これはもうついて行けない...orz
定期で入ってきたデザインの仕事が、ちょうどお稽古の曜日に重なったこともあり
やっと辞める決心がつきました。
今思えば遅かったかもしれませんね(´∀`#)
でも、キモノを着るのが楽しくなってたし、
先生の事も好きだったので思い切れなかったんですよね~
わたしのはてなを消してくれる教室はどこー???誰か助けてー(つ∀`)
はてないっぱいの頭でネットサーフィンしていて偶然見つけたのが「鞠小路スタイル」。
ところが・・・
※不定期でもうちょい続きます。よかったらお付き合いください(^_^)