こんばんゎ土井麻衣子です
先日、5月15日に行われました葵祭を見に行ってきました
ご好意で京都御所のお席を頂き・・・実はゎたくし、葵祭を生で見たのはハジメテだったんです(*^.^*)
平安時代において、祭といえば葵祭のこと。
なんとあの源氏物語にも登場します
「葵」の巻で、葵祭の行列見物に向かった光源氏の正妻葵の上と恋人の一人である六条御息所が、牛車を止める場所巡って争った有名な車争いの場面です。
平安時代の貴族達が争ってまでも見物したがった葵祭・・・
見逃す訳には参りませんっ
今回は写真も沢山撮って来たので前後編でお送りします(;^_^A
良ければお付き合いくださいね
当日は雲一つないとーっても良いお天気
真夏みたいな強い日差しでしたが、御所に吹き抜ける風は爽やかで気持ち良かったです
今日はちょっとオメカシして訪問着です
薄紫に大輪の白牡丹が描かれた訪問着は私の一番のお気に入り
御所の建礼門前に設えられたお席に付くと・・・
早速『路頭の儀』が始まりましたよ
行列の一列目は先導の乗尻(のりじり)や警備の検非違使(けびいし)、そして山城国の山城使(やましろづかい)とその従者です。
その後、走馬の担当者である馬寮使(めりょうづかい)や藤で飾られた牛車(ぎっしゃ)が続く二列目。
天皇の御使いで行列の中では最高位の勅使(ちょくし)とそれに従う舞人(まいうど)の三列目。
雅楽を奏する陪従(べいじゅう)や艶やかな花々で飾られた風流傘(ふうりゅうがさ)の四列目。
そして次に続くのは華やかな女人列です
斎王に従う中でも官位を持った高位の女官さんです。
そして女儒(にょじゅ)、食事のお世話やお掃除担当の女官さんです。
色鮮やかな小桂は、なんと全員色も紋様も違うものなのだとか
やっぱり綺麗ですねぇ~
こちらは騎女(むなのりおんな)、斎王に仕える清浄な巫女さんです。
如何して女人列の中でもこの騎女だけが馬に乗っているか・・・ご存知でした
清浄な巫女さんなので自分の足で穢れた地面を歩いて移動はしないのだとか
私も解説を聞いて初めて知りましたょ~
なるほど
そしていよいよ女人列の主役、斎王代です・・・・・
が、長くなってしまったので前編はここまでにしておきます
後編はまた後日、書かせて頂きますねぇ