こんにちは。ご訪問有難う御座います。
帯巾は、半巾の4寸巾よりも昔の帯巾の6寸上がりで仕上げました。私も自分のを着物から帯に仕立てる巾は5寸〜6寸上がりで良く作ります。
着付け師 和裁士の小澤笑子です。
ご訪問有難う御座います。
6月に入り梅雨の季節に入りました。
ワイワイ1dayレッスンも、夏祭りに浴衣でお出掛けの方も多いかと思うので半巾帯の結びをお稽古しました。
今日は、午前のレッスンの後に帯作り。
先日洗い張りを済ませたお祖母様の夏ものの着物を預かり、断ち切りいっぱいで仕立て直しをしても身丈に足らず、素敵な夏着物なので夏帯にする事にしました。衿肩明きの切り込みを外し、昔の帯巾に断ち、帯芯まできちんと保管していたお婆ちゃんを想像しながら、丁寧に作り直し、仕立てさせて頂きました。
背から衿肩まで2寸8分の所は切り込みがあるので、2寸8分を計りハサミで断ち分け
仕上がり帯巾プラス縫込みしろ5分弱を生地を動かさずに両側に押し躾をかけ
縫い目から5厘のきせかけで両側をコテ当て
帯芯を巾より1分強狭く真っ直ぐに切って
帯芯を挟んで綴じて行きます
両側を芯綴じしたらひっくり返して
仕上げアイロンをかけて端を直角にくけて完了
帯巾は、半巾の4寸巾よりも昔の帯巾の6寸上がりで仕上げました。私も自分のを着物から帯に仕立てる巾は5寸〜6寸上がりで良く作ります。
お羽根の使い勝手が良いので、ツノダシもかっこ良く結べる巾に上げました。