奈良県橿原市(かしはらし)にある
橿原神宮の菊花展
11月に入ると
各地の神社には
七五三参りの家族が
多く訪れます
今年の橿原神宮の境内
七五三の子供たちの装いにも
きものが
大切な役割を担っています
こちらは
着付けをお手伝いしたご家族です
3歳のお嬢さま
赤いきものにピンク地の被布姿が
愛らしいですね
お母さま、お祖母さまも
訪問着に
格調高い袋帯の正装です
お嬢様を囲み
和やかな雰囲気が
伝わってきますね
さて
いよいよ
12日の日曜日は
公民館まつりの
着付け発表の日です
何度もお知らせしましたとおり
12日(日) 13時15分より
香芝市モナミホール
各クラブの発表と振袖のショー
入場無料です
この日のために
生徒の皆さんは
練習を重ねてこられました
振袖のモデルさんたちは
短いリハーサルにもかかわらず
動きを覚えてくださいました
出演しない講師は
ただ見守るだけです
生徒さんたちの
日頃の練習の成果
ぜひ見に来てくださいね
*~*~*~*~今日の豆知識*~*~*~*~
古来より日本では
人生の節目ごとに
成長を祝い
神に報告祈願してきました
いわゆる
通過儀礼
といわれるものです
毎年11月15日に
三歳、五歳、七歳になった子供に
晴着を着せて
神社に参拝する行事が
七五三 です
その由来は
三歳 髪置きの儀(男女)
髪を伸ばし始める儀式から
五歳 袴着の儀(男児)
初めて袴を着ける儀式から
七歳 帯解きの儀(女児)
紐落としと呼ばれる
初めて帯を締める儀式から
「七五三」と
呼ばれるようになったのは
江戸時代からで
当時武家の間で広まり
庶民も祝うようになったのは
明治時代からです
現在では15日に限らず
ご家族で都合の良い日を選び
お出かけされていますね