きものは着るからこそ、きもの

〜アンティークの着物たちを自分の目で見て思ったコト〜

 

 

前回の記事に引きつづき

 

「池田重子コレクション

 日本のおしゃれ展」

 

きものの展覧会のことを

振り返り、お届けしたいと思います^^ 

 

 

 昨日、こちらの図録を読み返しておりました^^ 

 

 

 

 

 

「池田重子コレクション」

は大正生まれの池田重子さんが

50歳を過ぎてから集めてきた

全部で1万点にものぼる

大正〜昭和初期にかけての

きものや和小物のコレクション。

 

 

しかも、最初の購入資金には

離婚したときに受け取った

慰謝料をつぎ込んだという

池田さんの熱意を感じる

エピソードがあります。

 

 

池田さんのコレクションの特徴は

1点ずつバラバラに集めただけでなく、

池田さんご自身による

きもの、帯、帯締、帯留の組み合わせ方

コーディネートが記録されていること。

 

 

 

私がうかがった展覧会では

会場内にたくさんの

きもののボディ(マネキン)が
並んでいました。

 

 

 

 

*写真は松屋銀座HPよりお借りしました

 

たくさんのきものの

コーディネートを

 

正面から見て

左右から見て

裏に回って…と

ゆっくりと見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

振袖や訪問着など、

お祝いのハレのきものは

一点一点がまさに絵画のよう。

 

 

昭和初期というと

60〜80年前ということですが

そんなに前とは思えない。

 

 

どのきものも

「私たちまだまだ現役よ!」

と言葉にならない言葉を

発しているように感じました。

 

 

 

 

と、同時に

新品とは違う、

年月とともに馴染んだ

独特の色合いも心地よい。

 

 

刺繍の帯もたくさんあり

ふっくらした刺繍の立体感

これまたホレボレ…

 

 

 

 

幅数センチの

小さな帯留には

驚き細かい細工がされ

 

 

 

きものは

和の伝統技術、

知恵と感性の結晶

だと改めて感じました。

 

 

 

 

今はネットで調べれば

きものもいろいろな

情報が出てきますが、

 

 

自分の目で直接見るからわかる

質感や細かな仕事があります。

 

 

ということは、

私たちは、きものを着ることで

きものに込められた

この素晴らしい技術/作品を

伝えることができます。

 

 

それも

きものを着る人だからできる

大事な役割ではないでしょうか。

 

 

 

きものは

タンスにしまっている間は

きものとして完成しない。

 

きものは

人が着て初めて

全て伝わるようにできている

そう思います。

 

 

良いきものこそ、

どんどん着たいですね!!^^ 

 

 

 

 

 

 

日本女性の最強の負服
きものを略的に着こなす!
ジャパネスク・ビューティー・クリエイター
上杉惠理子(うえすぎ えりこ)

 



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