「四月朔日」は、何と読むでしょう??【今日の和ことば】

 

 

 

今日は 4月1日ですね!

新年度も
どうぞよろしくお願い致します^^

 

 

 


早速ですが、クイズです!

 

 

四月朔日

 

これを何と読むでしょう?

 

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

ご存知の方も多いかしら?

 

 

 

ヒントを出しますね!

 

 

着物に関係があります


4月1日の別の呼び方です


③ひらがな4文字です


④これが苗字の方もいらっしゃるそうです


⑤この作業を実際にしていたのは・・・戦前まで??(調査中)

 

 

 


・・・

・・・

・・・

 

 

 

この後
答えをお伝えしますので
ブログの画面から
一度目を放して
想像してみてください^^ 

 

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

 

よろしいですか??

 

答えをお伝えしますね!

 

 

 

四月朔日 は

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

「わたぬき」


と読みます。

 

 

注)エイプリルフールネタではありません!笑

 

 


windowsのパソコンで
「わたぬき」と入力すると
「四月朔日」が変換候補に出ます。

 

 

私はまだ出会ったことが
ありませんが
四月朔日(わたぬき)さん
という苗字の方もいるそうです。

 

 

漢字の「」は「さく」と読み、
旧暦の月の第一日
新月を意味します。

 

 

 

 

それではなぜ、

四月朔日は
「わたぬき」と読むのでしょう?

 

 

 


数世代前、
この国の人々が
毎日きものを着ていた時代

 

冬の間は
きものの表地と裏地の間
綿を入れて着ていました。

 

春になり

その綿を抜くのが
旧暦の四月一日だったのです。

 

 

 


四月朔日

わたぬき

 

 

 


しかも昔は、季節ごとに
家族全員に新品のきものを
用意できるものでもないので

 

綿を抜いたり

裏地を付けたり外したり

 

仕立て直しは
女性たちの家事のひとつでした。

 

 

 

夏の間はきものを
裏地を付けず1枚で着て、

 

9月になると
裏地をつけて着て、

 

さらに寒くなると
裏地と表地の間に
綿を入れ

 


4月1日に綿を抜き、

 


そのひと月後には
また裏地をとって着る

 

 

 


昔の女性たちは
大変だっただろうと思うのですが

 

1枚のきものを何度も
自分たちで仕立て直しながら
大事に着ていたことに

 

すごいなぁと
尊敬の思いを抱きます。

 

 


きものの仕立ては
さすがに自分では無理ですが・・・

 

ものを大切に思い、
長く使いこむ習慣

しっかりと学び、私たちも実践したいですね!

 

 

 

日本女性の最強の負服
きものを略的に着こなす!
ジャパネスク・ビューティー・クリエイター
上杉惠理子(うえすぎ えりこ)

 

 


今回のブログはいかがでしたか?
一言、率直なご感想を
メッセージかコメントで頂けましたら嬉しいです(^-^)

 

 

 

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