本女性の最強の勝負服
きものを戦略的に着こなす!
ジャパネスク・レボリューション主宰 
上杉惠理子です。



今日は読者さんから
いただいたご質問をご紹介します。


「いつか、きものを着てみたいと思うのですが
 実家にもタンスのこやしはありません。
 きものを買うと高いので
 こういうときはどうしたらいいでしょうか?」

 (S. K.さん 30代前半/女性)


S.K.さん、ご質問をありがとうございました!

ご実家にお母様の きものがない場合
私から2つお話しています。


ひとつめ
ご自身のお母様だけでなく、
お祖母様、そしてご親戚の叔母様にも、
女性全員に聞いてみてください。


「私、きものを着たいのです。
 着ていない きものがあったら
 譲ってもらえませんか?」と。


可能であれば、旦那様や彼氏さんの
お母様やお祖母様にも。

ふたつめは、
「もう捨ててしまったわ」と、
もしお母様に言われても


「私、きものを着たいの。
 本当にもう きものはない?」
と2度、3度と聞いてみる。

しかも、電話で終わらせず、
直接行って、聞いてみることです。


実は先日も、私の友人が、ご自身のお母様に、
きものを着たいと言ったところ
最初は


「着ないと思って
 全部、処分しちゃったわよ~」


と言われてしまったのです。


それはなんと残念…と話していたところ、
1ヶ月ほど経った後
彼女が法事で実家に戻った際に
改めて聞いてみると


「1枚だけあったわーー」


と、大島紬(おおしまつむぎ)と
一緒に残っていた帯を、
渡してくれたそうです。


大島紬は、織りのきものの中で
つくる手間も、お値段も別格のもの。

良いおきものは、簡単に手放さないものだと
改めて思いました。



ある調査では、
日本国内のタンスに眠っているきものは
帯を含めると、8億点にのぼると
言われています。


きものは、着る人に集まるもの。


「きものを着たい」と
ご自身の意思を伝えながら探していけば、
タンスのこやしになっているきものと
出会える可能性は、とても高いのです。


また、それでもやはり身近に
きものを持っている方がいない場合でも、
リサイクルのきものを探すときにも
体験セミナーの内容はお役に立ちますよ!