生地編です!

生地と一口に言っても様々種類があることは言うまでもありません。

今回は着物の生地について紹介します。

生地には大きく、正絹、木綿、ウール、化学繊維の4つに分けられます。

それぞれの特徴を確認してみましょう!


まずは正絹から、

ご存知の通りシルクです。蚕の繭を原料としています。

正絹の生地は多くの種類があり、一概には言えませんが、

滑らかな触り心地で、着物の場合、しっとりと肌に貼り付く感じがする物が多いです。自宅での手入れが難しいのが難点。

また、3種類の中では最も高価で、反物だと1反10万~で上を見ればキリがありません。


お次は木綿。

正絹が動物由来の繊維なのに対しこちらは植物性で、綿花を原料にしています。

ふんわりとした肌触り。タオルをイメージして貰えれば一番わかり易いと思います。

手入れも比較的容易で扱いやすい生地です。

木綿の着物の場合、着姿はカジュアルな印象なので普段用の着物としておすすめです。(その分フォーマルな場には向きませんが)

筆者は断然木綿推しなのですが、リサイクル品ではあまり見かけられないのが残念なところです。

初めての着物にもどうぞ!


続いてウール。

はい。羊毛ですね。温かいけどチクチクごわごわですね。

リサイクル品で多く見かけます。安価ですが自宅での洗濯は難しいです。

筆者が初めて買った着物はウールのアンサンブルでした。


そして最後は化学繊維!

着物で化繊といえば殆どポリエステルです。

仕立て上がりの着物に多く、触り心地は強いて言うなら正絹に近い感じです。

特徴として、安価で雨に強く手入れもし易い!さらに、古典柄からモダン柄までデザインが豊富なのもgood!

ここまでなら最高なんですが、通気性が悪く夏は暑いし、冬には静電気という悩みの尽きない生地でもあるんです。


それぞれ特徴がありますが、個人的なおすすめは

普段着で木綿と化繊を、よそ行きの時は正絹をという使い分けでしょうか。

初めて着物を買う場合は、木綿、ウール、化繊のどれかから選んでみるのがおすすめです。


さあ、着物ライフを始めましょう!



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