「着物クリーニング研究所」のブログ

「着物クリーニング研究所」のブログ

着物の染み、寸法直しなど着物のメンテナンスに関する
お悩みを確かな技術でお応えいたします。
兵庫、大阪、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、福岡、佐賀の方は
クリーニングアドバイザーが集荷(無料)に伺います。

Amebaでブログを始めよう!

30年ほど前の訪問着のシミ抜きです。

全体に変色がたくさんあり1つずつ地味に作業をしていくしかありません。

特にし白い柄の部分(胡粉)の変色もあり、

シミ抜きと胡粉を塗っていきます。

時間はかかりますが丁寧に頑張っていきたいと思います。

振袖の金彩加工の例です。

20年ほど前の振袖で娘さんの成人式に着用したいが

全体の金銀が剥がれている状態でした。

部分的に色を入れることもできるのですが、

そうすると色ムラになることがあるので、

全体の塗り直しを希望されました。

直したことが分からないくらいになったと思います!

全体の染色のため時間がかかりますが、

喜んでいただけるよう頑張りました。

新品の振袖になった感じです(笑)

世界には様々な種類の織物がありますが、

そのなかで最も優れているベスト3は、

フランスのゴブラン織り、ペルシャ絨毯、

そして大島紬です。

1300年の歴史をほこる大島紬は世界最高峰の織物です。

男性でも羽織、長着、長襦袢などのアンサンブルを

誂えている方も多いのですが、

一度か二度程度しか着用したことない人も多いです。

生地としては非常に良い物ですし、

男性物はジャケットにしてもスタイリッシュな感じになります。

左側のジャケットは、女性物の大島紬を洗い張りし、

男性物のジャケットにしました。

格子柄がオシャレです!

右側は男性アンサンブルを同じく男性物のジャケットにしました。

アンサンブルで余った布でエプロンを4枚製作しました。

着物の生地を使ったリメイクです。

お客様からのご依頼でよく受けています。

例えば、白大島をワンピースに仕立て直しました。

①着物をチェックしてシミを確認します

②洗い張りします

③ワンピースに仕立て直しました。

涼しげで大変お悦びいただけました。

 

 

 

シミ抜きが難しい場合や

シミが着物全体にあり費用との兼ね合いで

柄のせをご案内する場合があります。

一般的には金彩を加工することが多いですが、

場合によっては柄だけ足す場合もあります。

 

30年前の祝着です。

シミが濃くて薄く残ってしまったため、

シミ抜きと柄のせを行いました

 

同じく30年ほど前の祝着です。

全体に変色が多く

金再加工を行いました。

 

振袖です。

青い地色の変色やヤケなどは

染色が難しい場合があります。

今回もシミ抜きと染色をしましたが、

少し残りました。

お客様によってはOKラインですが

上前の目立つ部分でしたので柄のせを

ご案内させていただきました。

 

 

 

 

 

最近のシミ抜き事例です。

11月になると七五三の時期で

30年前の七五三用着物の納品が迫ってきます。

写真は総絞りの祝着です。

変色していましたが綺麗になりました。

 

帯のシミ抜き事例です。

写真では分かりにくいですが、

ある程度、目立たなくなりました。

 

総絞りの振袖、シミ抜き事例です。

生地も弱っており、出来る限りの作業に

なりますが目立たなくなりました。

 

留袖の紋周りの変色です。

部分的に染色して、目立たなくなりました。

 

お宮参り祝着のシミ抜き事例です。

変色している部分のシミ抜きさせていただきました。

20年以上前の小紋でシミが多かったですが、

目立たないようにシミ抜きできました。

留袖のヤケ直し。

染色して目立たなくすることができます!

振袖の変色です。

30年くらい前のシミですが、

何とか頑張ります。


 

被布のシミ抜き事例です。

だいぶ薄くなってきました。

七五三までもう少しあるので、

目立たなくなるまで頑張ります!

胸元(衿)に食事の際にスープが飛び、

水でトントンしたとのことでした。

どんどん広がってしまいます。

何もせずにつまむ程度がいいですね。

生地が重なっている部分はしみ抜きが

難しい場合もありますので、

お気を付けください。

 

30年以上前の黒留袖です。

白い胡粉部分は変色してきています。

特に目立つ部分だけ軽くしみ抜きと

新たに胡粉を塗りました。

 

5歳の祝着です。

何やらしみがいっぱい着いていましたが、

綺麗に処理できました!

 

25年前の振袖です。

白い柄部分に変色。。。

すごくショックを受けていましたが、

しみ抜きでき、喜んでいただきました。

 

喪服のカビ取りです。

紋周りは、しみ抜きができないことがあるので、

注意してください。

定期的な虫干しをお忘れなく・・・

 

留袖の裾から比翼が出てきています。

長年の保管で表地が縮んだのでしょう。

部分的にお直しさせていただきました。

 

白い付下です。

ゴマ粒程度の変色がたくさんありましたが、

少しずつ薄くしていき綺麗になりました。

 

30年前の振袖です。

肩山が茶色く変色しています。

さすがにこの状況では着用できないので、

頑張ってしみ抜きさせていただきました。

日々、多くの方から着物をお送り頂いております。

 

振袖のシミ抜き事例です。

30年ほど前のシミでしたがキレイに落ちました!

 

訪問着のシミ抜き事例です。

写真では地の色が違って見えますが実際は変化ありません。

 

留袖の柄部分の変色補正です。

 

振袖のシミ抜き事例です。

かなり広範囲でしたが、何とか目立たない程度になりました。

 

シミ抜きが難しい江戸小紋です。

目立たない程度になりました。

 

振袖のシミ抜き事例です。

40年前のシミでしたが、何とか目立たない程度になりました。

 

色無地のシミ抜き事例です。

 

七五三のシミ抜事例です。

更新が遅れていますが、日々、多くの方から

ご依頼をいただいております。

色無地の古い染み抜き事例です。

右胸に茶色いシミができていました。

写真では地の色が違って見えますが、

光の加減でできているものです。

実際に変化はありません。

 

 

青系の染み抜きは非常に難しいのですが、

何とか目立たない程度になりました。

 

 

きつい衿汚れです。

その都度、お手入れされると取れやすいですが、

汚れが重なっていくと難しくなります。

何とか目立たない程度まで綺麗になりました。

 

 

40年以上前の振袖の裾付近です。

茶色く変色してしまっていますが、

綺麗になりました。

 

 

帯の変色です。

帯は染み抜きが難しい場合もありますが、

何とか綺麗になりました。

 

 

頑固な衿汚れです。

ちょうど折った部分がこのように汚れます。

綺麗に染み抜きできました。

 

30年ほど前の振袖です。

所々にシミがありましたので、

部分的に染み抜きさせていただきました。

 

 

紋のにじみです。

裏地が青くなってしまっています。

紋は濡れるとにじみますので注意が必要です・

 

 

3歳用の祝着です。

部分的に変色していましたので染み抜きさせていただきました。

 

 

喪服の裾にシミができていました。

染み抜きと染色をさせていただきました。

 

 

口紅の染み抜きです。

ついたばかりなので綺麗にとれました。

 

伊勢型の帯です。

汗ジミが完全にできていましたが、

目立たない程度まで綺麗になりました。