着物の八掛を取替えてもらいました。 | 卒業式・入学式・結婚式は着物で参列!京都・奈良の着物美人養成講座

卒業式・入学式・結婚式は着物で参列!京都・奈良の着物美人養成講座

宮参り、七五三、成人式、結婚式、入学式、卒業式と家族の大切な節目には着物を来たい!だけど、「着物は着方がわからない」「たたみ方・手入れの仕方がわからない」と、諦めていませんか?
養成講座にはご自身はもちろん、お子様の着付けがしたいお母様も参加されています。

こんにちは!「卒業式・入学式・結婚式は着物で参列!京都・奈良の着物美人養成講座」講師の柴田紀子です。

京都の悉皆屋(しっかいや)さんに、八掛(はっかけ)を取替えて頂くようお願いをしていました。

仕上がったので、取りに伺いましたよ。^ ^

で…八掛って何?

これです。



着物の裏。

チラッと見えるところ。

よく見えるところでは、袖口にも付いています。


フォーマル着物には、共八掛(ともはっかけ)と言って絵付けがあったり、同じ色か着物より淡い色の八掛がついています。



歩いたりするとね、ほら。



チラチラ見えるのよ。

着物はスカートみたいにヒラヒラしない代わりに、この部分がやたら動く。

はい。すご〜く目に付きます。笑

母の代の着物はこの八掛がとにかく派手!

赤っぽいのが多い。

私は、これが嫌い。(好きな方ごめんなさい。)

今回サイズ直しと共に交換をお願いした着物は、オレンジ色のぼかし八掛。



何色にしようかな?

着物に使われているブルーの色を選びました。



ちょっと重たいし、ボカシの方がすっきりお洒落?ということで…

ちょっと濃いめのボカシ八掛に♪



普段着なので、自由に選んだらいいんです。

着物の色をベースに考えると良いですよね。

こんな仕上がり♡



さっそく着てランチへ出かけました。>>>



今回、感動した事がありまして…。

取り外した八掛をまた使えるように、綺麗に繋いで元の形に戻してくださっていたこと。



普通はこうするもんなんですって。笑

「こうして綺麗にしておけばいつでも使えるでしょ。」っておっしゃって感動〜。

だって以前、他の呉服屋で胴裏と八掛を交換してもらった時、こんな綺麗に返してもらわなかったのです!

これが、その時の大島紬の着物。



(やっぱり、赤が嫌で渋い緑に替えました。)

で、返されたのが着物からはぎ取った形のままの胴裏と八掛。



「胴裏は黄ばみが激しく使えませんが、八掛はまた使えるかも。」

と定員さんが言っていたけど、こんなクチャクチャだと使う気も失せる。

赤だし、使わないけれどね。笑

でも今回、こんなに綺麗な反物にして返してもらって♡



また誂える時に使ってやりたくなりました。

それから…

この日は、八掛交換した着物を持ち帰るだけではなかったんです。

紗の博多帯の染め替えをお願いしたんですよ。>>>



どんな色に染まってくるか楽しみです♡

悉皆屋さんと話を色々していて、

「やっぱり着物ってハードルが高いでしょ」と言う話。

確かに低くはないです。

「着物って高い」

「何がわからないかが、わからない」

「見えないルールがある」

着付けの講師をしている私ですら知らない事が多過ぎて。

奥が深いですし、無駄のない衣文化に関心が深まるばかりです。

私の身近にいらっしゃる方は、どんどん私を利用して頂けたらと思います。

これから絶対、着物を自分で着こなしたい!という方は…

1つでも自分にピッタリサイズの着物と長襦袢を持つ事お勧めします。

つまり、自分のサイズをしっかり知ることです。

そこからスタートすると、スッと着物を自分の物に出来ます。

生徒さんにはいつでも買い物に付き合います。^ ^

無駄な買い物をして欲しくないし、嫌な思いをして着物を嫌いになって欲しくないから。

私、結構無駄な買い物してしまっているので。
(家庭内自己破産です)
あはは…笑えない。



この辺で。

長文にお付き合い下さりありがとうございます。





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