おしゃれな働く40歳代の女性の高級きものライフを応援するブログ

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40歳代の方々を中心に、おしゃれな働く女性の皆様の高級きものライフを応援します。着物コーディネートをご覧下さい。

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明日のワイン会、とても楽しみです。


単衣のおきもののこと、夏物と単衣の違いが分からない方も多いようですね。


だから夏物を着てしまわれるのでしょうか?


6月半ばを過ぎれば夏物もOKです。


6月3日のTVミヤネ屋で取り上げていただいたローブデコルテは、

奈月様が結婚式のお色直しとしてお召しになったドレスです。


こちらからご覧ください。

http://www.kimono-bito.com/keisai/ytv20150603.php


ローブデコルテの王道を行く、とてもスタンダードな形をしています。


衿なし、袖なしで、衿周りはネックレスの大きさや形に合わせて衿明きをデザインしています。







お袖は、長いフォーマルな手袋をなさいますが、袖付けの位置や形で体型が

美しくも、細くも、それ以外にも見えてしまいますから、重要な部分です。



ウエストのくびれやスカートの広がりのラインを美しく作り上げることも

洋裁の最上級の腕前が必要とされます。




ご結婚披露宴では、キャンドルサービスなどで後ろ姿が注目を集めることから


背中に沢山のボタンつけておしゃれなアクセントにさせていただきました。




この優雅で慎ましやかな美しい広がりは、奈月様らしく作り上げさせていただきました。


この広がりを保つペチコートもお作りして、中にお召しいただきます。



着丈も、とても重要なポイントです。

長ければ歩き難く、ひっかかってしまいます。

短ければ優雅さが損なわれます。


ハイヒールの高さに合わせて仮縫いをさせていただき、ジャストサイズになりますから

歩いていただく姿がとても優雅な美しさになります。





この生地は絹織物で、龍村美術織物製の最高級の織物です。

葡萄唐草柄で、乳白色の中に金で柄が織り込まれています。


遠目で見て無地に見えますが、高貴な光沢が伝わってきます。

ローブデコルテには、染めの生地はほとんど使われず、このような織物で

少し厚手の上質な生地を使います。



奈月様は、金婚式でクルージングをこのドレスで楽しみたいとのご希望がありましたので

羽織るケープをお作りいたしました。


ローブデコルテで屋外に出ることは有りませんから、必ずこのように上に羽織るものが必要です。


奈月様は、ケープを羽織った着姿とローブデコルテの着姿をご結婚披露宴でとても素敵に

お召し下さいました。


皇室ご用達の龍村の生地を使って、労働大臣賞受賞した腕の良い縫製士さんがお仕立てをさせて

いただきました。

http://www.kimono-bito.com/z-61020nazuki/index.php


また、この生地を使って、皇室ご用達の帽子デザイナーさんがお帽子(ヘッドドレス)を作らせていただきました。







ヒールも同じ生地を使って出来たので、大変思い入れのこもったお姿になりました。

すばらしい披露宴でした。


http://kimono-bito.com/z-61013shimura/index.php

加齢とともに、お肌がくすむとか目がたるむとか、似合ったものが似合わなくなるとか

色々と有ります。


変化こそ生きていることだわ!


なんて言ってられない位深刻になることが有ります。


切った張ったは嫌なのでと、いろいろとやってみると、マッサージと化粧品は

かなり効き目が有るのです。


昨日入手した2つの美容液を顔の右半分と左半分で使い分けました。


高成分が沢山入った右半分の顔は、張りがとてもよくて引き締まってお顔がひき上がっています。

キメも整ってつややかです。


それに対して左半分は、少しぼけた印象です。


わあ、こんなに違うのねと驚きです。








京都の染めの浴衣 1点

http://www.kimono-bito.com/list.php?d_id=20150608062909&category_id=0585


 絞りアップリケ夏深緑付け下げカラー 綿シルク製
 http://www.kimono-bito.com/item.php?item_id=009067


夏の訪問着 2点

http://www.kimono-bito.com/list.php?d_id=20150608054653&category_id=0442


 絞り訪問着夏物 染め分けすすきに水玉風鈴ピンクに緑 絹製


 http://www.kimono-bito.com/item.php?item_id=009065

 絞り訪問着夏物 染め分けすすきに水玉風鈴ピンクに緑 絹製
 http://www.kimono-bito.com/item.php?item_id=009066


夏のきもの 
http://www.kimono-bito.com/list.php?d_id=20150608060309&category_id=0641


 夏小紋 きれ取更紗+夏紗手織り紗すくい九寸名古屋帯 大月に雁文
 http://www.kimono-bito.com/item.php?item_id=009062


京都の染めの浴衣 
http://www.kimono-bito.com/list.php?d_id=20150608062909&category_id=0585


 絞り夏付け下げ おもだか 綿シルク製
 http://www.kimono-bito.com/item.php?item_id=009063

13日のワインときものグルメの会は、参加者の皆様に デボラのネイルをプレゼント

させていただくことになりました。



気軽なお食事会なので、お洋服でもおきものでもどちらでも結構でございます。

美味しく楽しんでいただければと思います。


http://www.kimono-bito.com/y-150427kiwine/index.php


今月は、デボラ月間です。


新色も沢山アップいたしました。

http://kimono-bito.com/kazza/ichiran.php


是非、お試し下さい。


おしゃれなエメラルド色が2本入ってキラキラポーチもつくCALYPSOは、プレゼントにも最適!




http://kimono-bito.com/item.php?item_id=009060

昨日の佳子様のお召し物は、ピンクでお袖のあるドレスでした。



胸元にういういしい真珠の1連のネックレスです。


また、美智子様は、グレーのお袖のあるドレスで、雅子様もお袖のあるドレスで
した。それぞれ胸元の宝石を魅力的にお使いでした。



第一礼装のローブデコルテにティアラをつけられる装いよりもすこしカジュアル
な装いから、暖かくアキノ大統領をお迎えしたいというお心使いが感じられました。


お召しになるドレスや髪飾り、手袋などそれぞれが格を持ちますから
その場面での役割に応じた求められる品格やお色などを身につけられることへの
お心配りは大変なものだと思います。



また、女性皇族の皆様がお互いに調和した装いをなさることも、とても重要ですね。


皇族の皆様には及びませんが、私達も社会生活上、季節、立場、シーンなどに合
うものを身につける重要性が高いですね。


皇族の皆様のお召し物は、大いに学ばせていただける素敵なお手本だと思います。


今夜、フィリピンのアキノ大統領歓迎の晩餐会が天皇皇后両陛下の主催で開催されました。




佳子様が初めて晩餐会デビューということで、お召し物が注目されました。




その様子を今日のミヤネ屋で取り上げて、ローブデコルテについて


当店で扱わせていただいていることから

日本橋きもの人に取材にいらっしゃいました。




ローブデコルテとは、フランス語で衿を大きく明けて胸や背、肩を出して見せるドレスです。






ワンピース仕立てで,床までの着丈で袖なしで手袋をはめます。

女性の第一礼装のイブニングドレスです。


イブニングドレスの中でも、最上級の正装として皇室行事や晩餐会、舞踏会などで

着用されることが多いです。



お袖と衿のないシンプルなデザインですから、きれいなフレアーを出すのがとても重要となり、

仕立ての腕の良さが求められます。



このドレスは、労働大臣賞受賞の縫製士さんが仕立てています。


体型を綺麗に見せるとか品格を出すラインということが難しいのです。

スカートのふくらみが出るように、中にペチコートを作って着るます。


また、衿元に真珠や宝石をつけますから、その宝石が生える衿開きのラインも重要です。




お靴は、正式な場面では布製です。
この龍村の布でヘッドドレスと靴をお作りしました。


身につけられるもののそれぞれが格を持ちますから
その場面とお立場に求められる格に合わせて身につけることがとても重要になります。


手袋もローブデコルテには必需品です。

手袋の長さは3段階です。 


 1)正式には肘(ひじ)の上に来る長さ
 2)肘の下 
 3)手首だけ 


短いほどカジュアルで、昼間は短い手袋です。


また、正式な場面では夜は髪にティアラをお付けになります。


佳子様は、カチューシャなどもつけていらっしゃいますね。




また、ドレスの生地の品質もとても重要です。


染めやプリント柄ではなく、この生地のように織りで柄を出した上質な絹が
多く使われます。乳白色の絹の優しい風合いが美しいです。


この生地は絹で、大変細い糸で織って柄を出しています。


白い生地を織ってから、その上に絵を描くのではなく
たて糸とよこ糸の段階で柄を設計して糸を染め分けて織ることで柄を作り上げるのです。
織物の世界です。


ローブデコルテは、有る程度の生地の厚みと上質な風合いや張りや光沢感で必要です。

とてもシンプルなドレスラインなので生地の品質がそのまま着姿に影響を与えるのです。




この生地は、龍村(たつむら)という皇室ご用達のメーカーさんの生地を使っています。


龍村は有名なブランドで、何と言っても初代龍村平蔵さんがすごいのです。

平蔵さんは、明治、大正、昭和を生きた方で、近代の織物を高いレベルに引き上
げて完成させた方です。


京都・西陣で呉服の小売りを始め、後に斬新な織物を開発し、あらゆる織り方を考案して
芸術の域まで高めました。


当時同世代の作家芥川龍之介に「恐るべき芸術的完成に頭をさげざるを得ない」と言わせたのです。

また、法隆寺、正倉院など、古代、中世の日本の織物や、シルクロードの錦の再現など
世界中の様々な古代織物の復元と制作を手がけ、数々の新たな織技法を発明しました。



その様子は、作家の宮尾 登美子さんが、「錦(にしき)」という本に書かれています。
名著ですから是非お読みいただきたいです。


平蔵が作り上げた織物の高い技術は、飛行機や新幹線のシートなどにも現在沢山
使われていて、世界の織物文化にとても大きく貢献しています。


これがご紹介いただいたローブデコルテとヘッドドレスです。


間宮レポーターが身に着けました。


体のラインがくっきり出て、お肌やお顔立ち、体型がくっきり出て

女性の美しさが引き出されることにびっくりなさっていました。




http://kimono-bito.com/z-61020nazuki/index.php

http://kimono-bito.com/z-61013shimura/index.php