ここ1年『あかひめ』は大きく変わろうとしています。
京都嵐山・清水五条に展開するレンタル着物事業の充実はもちろん、ねがい雛（つるし雛）の製造元（日本ねがい雛総本家古都流）でもあることから、着物古布のリサイクル利用をベース概念とした、"着物カルチャーセンター”へと変貌を遂げつつあります。〝レンタル着物『あかひめ』＋NPO法人日本ねがい雛協会“という幅広い活動となっています。
その顕著な例として、今秋にはレンタル着物『あかひめ』出雲店を出店するとともに、来秋には出雲市にて、『世界最多の手作り詰め物人形展示物』のギネス世界記録につるし雛で挑戦いたします。目指すは、21,800個。わが社の阿無利社長と出雲の和装文化研究家・園山明生子先生が、次世代へ夢をということで意気投合したのがきっかけとなり、お話が急速に進み、わが社からも1か月に1回以上のペースで出雲市を訪れる勢いになっています。
出雲といえば、なんといっても古事記に登場する因幡の白兎。我がNPOではギネス挑戦に向けて、皆様に手作りしていただくキットを開発中です。針と糸を使わない、小学生低学年から楽しめるAキット。少し針と糸を使う、中高生やお裁縫に慣れていない方向けのBキット。お裁縫に慣れた方向けのCキット。
去る5月11日～12日は、社長はじめ5人の社員で、キット普及指導員講座を行うため、1泊2日で出雲に行ってきました。Cキットが難しすぎたりと改良点もはっきりし、大変有意義な時間となりました。出雲のたくさんの方にお会いしてお話しができ、今後の活動へたくさんのヒントをいただきました。園山先生のおかげで、地元の盛り上がりは素晴らしく、すでに出雲市教育委員会の協賛を得ることもできました。そして、この講習の様子は、早速次の日の朝刊に載りました。
この半年間にびっくりするほどの出会いがあり、さすが『御縁の郷出雲』です。社員一丸となって、レンタル着物事業およびギネス記録達成＠出雲のため、張り切っていきたいと思います。