10月から始まった『鞠小路スタイル』の講師養成コースも 全12回のうち8回目のレッスンも 終わりました。



今までは、鞠小路スタイルの着付けについて、実際に着物を着ていきながら、手順を確実に身に付けていくレッスン。

わたし自身、鞠小路スタイルの着物の着方というのが、初めてだったので、
「へー!」「あ、なるほど!!」って感じで、一生徒としてのレッスンだったのですが
これからは、講師としての視点で取り組んでいきます。





通常のレッスンの日、どうしても仕事の休みが取れず、
後日、マンツーマンにてのレッスンでした。くみ先生との距離が近かったわ~







初級コースのレッスンの進め方について、
みっちり、がっつり教えてもらいます。


まさに、講師養成コースの真髄
『教え方を 教わる』




どのような言い方をすると、より生徒さんに伝わるのか。

今まで習ってきた『着物の着方の手順』は、いわば『お芝居のセリフ』

セリフは、覚えてて当たり前。

カリキュラムの教案は『舞台割りや演出』


いかにして、着物が全くの初心者さんでも着物が着れるようにするか…

習得パターンを見越して、レッスンを進める。





そして、『鞠小路スタイル』でのレッスンの特徴

《人は忘れる生き物である》ということ


生徒さんが 練習してこない、なかなか覚えてくれない…と講師がイライラするのではなく、

そういうもの、と想定した上で
出来ることを積み重ねていき、最終的に100%になればいい という考え方。

最初から アレもコレもと色々言われて、結局なに一つ出来てない!!
ってことありますよね。

それでは生徒さんも講師も 大変。






そんなこんなの 『教えるスキル』を 出し惜しみなく、教えていただいた2時間でした

いやぁ、すごいね、講師養成コース









実は、わたし
結婚前にも着付けを勉強してて、講師のお免状っていうのは頂いているのですが、
コレがあるからって、着付けを教えれるって自信はこれっぽっちも持てませんでしたもん。

普通は、このあと先生について一緒に実技のモデルになったりしながら、身に付けていくところ、
結婚後まもなく出産で、アシスタントにつくことも なかったというのもあるけれど、
教えるということには、重点を置いていなかったと思うわ。

ま、そんな話は またそのうち…










さぁ、次回からは いよいよ

模擬レッスンです!!



だれが どの部分を担当するか、
くじ引きで決めたらしく、
同期が「着物になったよ~」ってブログに書いたりしていたのですが


みんなとのレッスンに参加できず、くじをひけなかったので、残っているのが

[肌襦袢から 長襦袢の着方]



はい、トップバッターですね。
なんとなく、そんな予感はしてたんだ。


まぁ、普段から着物を着て 日本料理店で仕事をしてますんでね
動きは すっかり身に付いてる。

あとは、『セリフ』を確実に


ひとりのときは、「右手が~、左手を~」って ブツブツ言ってますよ…