凍りつく瞬間 | がんと母と娘の生活

がんと母と娘の生活

大好きな母が肺癌に…。家族にも友達にも言えない私の気持ちを綴ります。

母とテレビを見てるときに、癌の話が出てくると凄く気まずくなる…

ましてやステージや生存率といった内容だと、チャンネルを変えたくなる。


今日は10年生存率というのをやっていて、部位によって違ってくるという…(直視出来なかったのでうろ覚え)
幸い、肺癌は出てこなかった。

”肺はなぁ…“と母がポツリと言ったのに凍りついた。

母には余命やステージのことは伝えていない。
私たちがその事を知ってることも言ってない。

でも、本を読んだりケータイで調べてある程度の事は分かってるんじゃないかと思ったり…

胸水や手術出来ない事、抗がん剤しか使えない事、載ってる内容は怖いことばかり…

自分がどのくらい生きられるのか、これからどうなっていくのか、きっと不安だと思う。

今の私は、話をそらしたりわざとおどけたりすることしか出来ない。

本当は母の恐怖や不安を受け止めてあげて話を聞いてあげるのがいいんやろうけど、私が堪えられない…自分がチキン過ぎて情けない(..)