着物屋3人が24時間営業の「呉服の日」を振り返る | 着物屋さんの中の人

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埼玉県熊谷市にて今年で創業17年になる着物屋の店主です
毎日着物を着て店頭や街中をウロウロしております

昨日6月2日に音声生配信しました「着物屋のしゃべり場」は去る5月29日に夜中0時24時間営業&24時間限りの大バーゲンイベント「呉服の日」を開催した着物屋3人による振り返りの内容でした。

 

 

この呉服の日は5月29日(ゴフク)の語呂合わせにちなんで開催しているイベントで私が着物見習い修行でお世話になった東京都青梅市「創作呉服しらい」さんの看板イベントを引き継いだものです。まだコンビニも24時間営業ではなかった40年以上前にその呉服店で始まったこのイベント。修行1年目の初めての呉服の日。スタート時間の午前零時にお店のシャッターを開けた途端、十数名のお客様が店に流れ込みお着物を夢中で選ばれている光景は今でも鮮明に覚えています。

 

 

なぜこんな時間にやるのか。通常、着物の展示会やイベントは週末に集中します。バーゲンセールもしかりですがお客様に平等にセールを楽しんでほしいという考えから夜中零時スタートになったと聞いています。どんなに忙しい方でも夜中零時に予定がある方は少ないはずだからという理由です。

 

 

今回呉服の日初開催の塩冶さんがどうして開催しようと思ったのか、開催してどうだったのか。そして開催5回目の三嶽さんが呉服の日を続けてみて感じたことなどが90分間のアーカイブに残っております。呉服の日に関心のある着物ファンや着物屋さんに是非聞いていただきたい内容となっています。

 

 

 

呉服の日開催

島根県松江市「えんや呉服店」

塩冶 栄さん

 

呉服の日5回目(見習い時代2回+自店3回)

静岡県袋井市「いくみや呉服店」

三嶽 佳那さん

 

呉服の日33回目(見習い時代5回+自店28回)

埼玉県熊谷市「きものこすぎ」

小杉 治

 

 

 

着物ファンの為のお祭りでもある5月29日「呉服の日」24時間営業のイベントを全国の着物屋さんと一緒に開催出来ることを夢みています。着物屋さんからの呉服の日に関してのお問い合わせやご相談も承ります。

 

 

 

 

 

 

呉服の日イベントが楽しそうと思われた着物ファンの皆様へ

 

着物屋さんはお客様や着物ファンのニーズを知りたがっています。こんなイベントをやっている着物屋さんがあって楽しそう!そんなイベントなら私も行きたい!手伝いたい!とお知り合いの着物屋さんへ伝えてみてください。着物ファンのその一言から動き出せる、イベントをはじめてくれる着物屋さんもあるはずです。

 

 

来年の呉服の日を着物ファンの皆さんと一緒に盛り上げていけたら嬉しいです。